岩倉館のかめ石 
 寒風山の中腹に中世の時代、岩倉館がありました。
 岩倉館の館主、岩倉右近は青森の浪岡から来たようです。

 安東愛季の長女(慶松院)は浪岡城の北畠顕村の正室として嫁ぎます。

 1578年、大浦為信(後の津軽為信)の攻撃によって落城、顕村と浪岡御所は滅びてしまい、
 (北畠顕村は自害したと言われているが、はっきりした事はわかっていない)
 その正室の慶松院を守って一緒に来たのが北畠慶好(みちよし)です。
 初め能代の檜山、そして、父親、愛季の居た脇本へ来ました。

 北畠慶好は寒風山の中腹に館を構え、岩倉右近(浪岡右近)と言われている人のようです。
 後に安東愛季の子供、秋田実季から秋田姓と季の字をもらい秋田季慶と改名しています。

 さて、その岩倉館のそばに地元では「かめ石」と呼ばれている石があります。
 そこに行くと水の音が聞こえ、横には滝もあります。
 隠れた観光名所、皆さん探して見て下さい。



  岩倉館のそばに地元で「かめ石」と言われている石があります。
 
長さ 2.6mの大きな石です。
カメに見えますか?



青い〇のところが頭で、
甲羅から頭がちょっと出ている感じです。
日の当たり方で感じがかなり違います。



かめ石の横には滝があります。
倒木が邪魔ですが、10mくらいの滝です。



 場所は簡単には教えられません、隠れた観光名所ですから価値があります。
 山に入る時は迷わないように、また、クマなど合わないように!!
 「カメには見えなかった」等、見つけたらご連絡下さい。



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