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2005年 7〜12月

   6月  23日
  きのう、こうほうがかりが8時すぎに帰ってきました。
 「だいすけ〜ェ、ホタルいるがら見にいがねが〜ァ」
 「行く行ぐ〜ゥ」
 4人でホタルかんさつに行きました。
  下の画ぞうはきろくがかりがビデオでとったホタルです。
  いっぱい見つけれてよかったです。
                         しいくがかり
  

ホタルをクローズアップレンズで撮るとこんな感じ
2003年のホタルの書込みです

   6月  22日
  19日採集の?うみうしをご紹介します。
 全体がオレンジ色、はっきり鰓はわかりますが、
 何葉かわかりません。(鰓は葉数で数えます)
 白い所の触角はなかなか出てきません。
 体長 2cm イソ、ネコジタウミウシかな?
  そして見ていたらビックリ?する事が・・・。
 後にバックするんです、はじめて見るバックする
 うみうしです。
 最後に、角まで出てきました、後?からです。

  山渓フィールドブックス「海辺の生きもの」では、
  ・・・殻は橙色がかった軟体ですっかり覆われ
    一見ウミウシ類のよう・・・

  どうやら、うみうしに見えたのは私だけではないよう、
 
ベッコウタマガイ、うみうしではなく、貝でした。
                   記録係

   6月  19日
  今日は消防団の講習会、終わってから反省会?、
 消防団には、反省会が好きな人が多いようで・・・、
 でも今日は飼育係が「父の日だから?海にいこー」その一言で、
 アルコールはチョット控え目?反省会も途中での帰宅でした。
  夕方の干潮に合わせて、海へ、もちろん運転手は清掃係、
 海に降ろしてもらって後で迎えに来てもらう事に、
 風も無く、今の季節では珍しいものすごい干潮です。
  初め、飼育係がオトメウミウシを見つけ、それから次々と
 ものすごい数のオトメウミウシ、シロウミウシ、アオウミウシ、ヒロウミウシ、
 ユビウミウシ、アカボシウミウシ、アカエラミノウミウシ、サガミミノウミウシ、
 そして、ついに?ウミウシまで、9種、50個体ぐらいを観察出来ました。
 夏です、うみうしの季節です、うみうし天国です!!    記録係

   6月  12日
  男鹿水族館GAOに8日、待望のシロクマが来たようです。
 (まだ公開日は未定、6月中予定)
 そこでシロクマをネット検索で見ていたところビックリする名前が?
 なんと、
シロクマウミウシ?聞いた事が無い・・・。
  宮古?沖縄と思ったら、お隣、岩手県でのお話のようです。
 ホームページでシロクマウミウシの画像を確認、「おお、シロクマだ!!」
 今まで日本では学名 Archidoris odhneri (MacFarland,1966)より無い
 種のようで、ダイブネット宮古さんの会員の方が、シロクマウミウシで
 命名提唱の論文発表され、標準和名が 「シロクマウミウシ」 になるようです。
 名前の通り白い6〜10cmの大きなうみうしのようです。     記録係

 
 ダイブネット宮古さんは海中清掃のボランテア活動などをしている方々で、
   ホームページでシロクマウミウシが見られます。
  ダイブネット宮古 http://ag5.net/~dnm/index.html

   6月  7日
  「男鹿のうみうし」見ていただいてありがとうございます。
 4日、アクセスが
5万人を超えることが出来ました。
  「何でうみうしのことを調べはじめたか?」と質問される事があります。
 小さい時から図鑑大好きの広報係が小2の時、海で私に教えてくれました。
 男鹿の人はみんな、アメフラシをうみうしと呼んでいる、
 「本当の名前はうみうしではなくアメフラシなんだ!」アメフラシはかわいそう。
 そして、私も男鹿の人の一人でした。
 夏休み、海に行くごとに新しいうみうしを見つけ、うみうしの魔力に魅せられ・・・。
 「うみうしを男鹿の人に知ってもらおう!」
  そんな感じでうみうしの世界に親子で入ってしまったわけです。
 たしかに、あめふらしをうみうしと呼んでも、間違いではないかもしれませんが?

                                    記録係

   6月   1日
      5月のある日の出来事
 
子供1 「お父さん小さなうみうしがいるよ!」
  
   「よく見てなさい」 よく話を聞いていない
 
子供1 「本当にうみうしだよ」
  
   「・・・」仕事の事を考えそれどころではない そのまま行ってしまう
 
     夜になって子供2が学校から帰ってくる 水槽の前
 
子供2 「飼育係 日記を書いたか」毎日先輩はうるさく言う
 
子供1 「もう書いたよ」 毎日晩ご飯の前にうみうし日記を書いている
 
子供2 「ここに見たことの無いうみうしがいるよ」
      みんな集まって来る
  
   「シロウミウシじゃないの」 と言いながら水槽の中をビデオ撮影
 
子供1 「朝からいたうみうしだ」
  
   「つ つのがある触角の他につのがある」興奮しながら
      みんな手にウミウシガイドブックなど本を2〜3冊もってテレビの前 
      (撮影画像を見ながら)

 
子供2 「ミズタマ ・・・ ヒカリの幼体 ・・・」連続でうみうしの名前を言う
  
   「そんなのいるはずないよ」
 
子供1 「ぼくが一番最初に見つけたんだよ」
  
   「ワァー ワァー ワァーすごい」 サッカー観戦のようなウルサイ声で
       ゴミでも何でもうみうしに見える、そんな異常な家族の出来事です

  あの日以来、このうみうしは一度も姿を見せてくれません。
 何で水槽の中にうみうしが出現するのか、まさになぞの生き物です。
 もしかして、夢かな?と思うこもありますが、テープで記録されています。
 
サンタさん、なまはげさん、・・・、きっと誰かが夜、我家のよい子?のため、
 水槽の中に時々、新しいうみうしを入れてくれるのでは?と思っています。

  5月出現のうみうしを、不明種20 74種目、3月13日採取のうみうし

 不明種19 73種目とします。(画像は近日公開します)  記録係
 ※「 」内の会話は男鹿弁でしたが普通の方には意味不明?のため
  わかりやすい日本語で書いています。

   5月  24日
  男鹿半島でもようやく海水温が15℃を超え、いよいよ海の中も春です。
  以前からお話していたプランクトンネットのページがようやく出来ました。
 ストッキングを使ったもので、かんたんに製作できます。
 プランクトンネットを引いていると、どんな生物が・・・、とにかく楽しいです。
 小学校の自由研究を子供と一緒に楽しんでいる、私がおすすめする一品、
 タダ、0円で作ったんですから、すごいでしょう?
 採集の海水を顕微鏡で見たら、また違った大発見があるかもしれません。
  今年の夏休みの自由研究、親子で作って海に出かけてください。
 作ったら、もう、夏まで待てません!!               記録係
 制作費=0円  簡単に出来ます 
プランクトンネット見たい方ここクリック

http://www.geocities.jp/umiusidenki/puranku


   5月  17日 
  きのうの夕方、プランクトンネットでオオタマウミヒドラのエサ、
 プランクトンをとるため、海に行って来ました。
  14日、インターネットでオオタマウミヒドラのことをしらべ、
 オオタマウミヒドラのことを書いていたホームページにメールをおくりました。
 つぎの日へんじが来て、ぼくに来たメールでとてもうれしかったです。
  オオタマウミヒドラは、口のそばに赤いところが4つあることや
 かさの上に口があること、いろいろ教えてもらいました。
 中村さま、けんきゅう室のみなさま、ありがとうございました。
  朝、きろくがかりが、きのうのばんとったビデオをこうほうがかりと3人で見ました。
 オオタマウミヒドラとベリジャー幼生のぶつかったところも写っていました。
  きろくがかりの作ったプランクトンネットはすごいです。    しいくがかり

 
プランクトンネットの作り方まもなく公開予定
制作費=0円  簡単に出来ます


   5月  13日
  水槽の中のアカエラミノウミウシがいなくなってしまいました。
 飼育係の話だと、三日くらい前から姿が見えないようで、水槽の中の石などを
 よせて探しましたが、見つかりませんでした。
  昨晩、オオタマウミヒドラをうみうし水槽に移しました。 そこで・・・
 「
小さな魚がいる!!」飼育係の声で水槽の中を見たところ10匹くらいの魚、
  4月10日採集の卵が孵化していたようでさっそく撮影、泳ぐ魚はむずかしいです。
 ところで、魚撮影中、傘径2mmくらいの小さなクラゲ!とにかく
カワイイです。
 2個体でプランクトンネットで採集した中に入っていたのだろうと考えたのですが、
 あれ!! この
クラゲ?もしかして オオタマウミヒドラ ?
 夜になって学校から帰ってきた広報係もクラゲ探し、みんなクラゲに夢中です。
  クラゲガイドブックもう一度借りてこなくちゃ!! 

      おわかりの方教えて下さい                   記録係

12日撮影
右の足のあるタイプと
2タイプあるよう

  13日撮影


残念ながら一晩で行方不明
ろ過ポンプに吸い込まれたか
イソギンチャクのエサか?

やく 1.5cm


   5月   10日 
  水槽のオオタマウミヒドラは2〜3週間でヒドロ花が小さくなって、茎が細くなり、
 ヒメエダウミヒドラと違い海でも特定の所しかなく、採り過ぎたらすぐ無くなる感じです。
 そこで、増やす事が出来たら!!
 プランクトンネットで採集した生物をオオタマウミヒドラに与えていますが、
 食べているのか、何を食べるのかよくわかりません?
  採集の海水を飼育係と二人、顕微鏡で観察して、たくさの生物にビックリ、
 「うみうしの幼生は150ミクロンくらいでもっとちいさいんだよ」と話したところ、
 飼育係 「150ミクロン てなあに?」 (1mmは1000ミクロン 1μm=0.001mm)
 さっそく、マイクロメーター(ミクロメーター)で大きさをはかって見ました。
  マイクロメーターは、広報係が小学生の時に戴いた物で、たいせつに使っています。
                                         記録係

同じ倍率で比較→
採取の生物 1mm

マイクロメーター 
長さが1mmです
  
スライドグラスに1mmを100等分
一目盛りが0.01mm

   5月   5日 
  5/2 のなぞの生き物?は→
 右側に小さなマボヤが、つながっています。
 網にかかっていた様で、サザエのおじさんが知らない
 生き物と言っていたので、男鹿でも珍しいと思います。
  ホヤの仲間かと図鑑で探しましたが、わかりませんでした。
 おわかりの方、教えて下さい。
  サザエのおじさん、お魚、天然ワカメ、美味しかったです。
 いつも新鮮な海の幸、ありがとうございます。
                                記録係

   5月   2日     海水おん 12℃
  きのう、海に行きました。
 ちゅうしゃ場は、びっくりしてしまうほど、車がたくさんいました。
  かんさつできたうみうしは、 オオミノウミウシ1こ体、エムラミノウミウシ6こ体、
 オトメウミウシ1こ体です。
  帰りに、サザエのおじさんから、なぞの生きものと
 ウミタナゴ、アイナメ、ワカメをもらいました。
 
                                          しいくがかり

   4月  25日 
  海は水温が10℃、これからどんどん温かくなって来ます。
 昨日、冬のうみうしを、海で同種の確認出来るうち、採集場所に帰してきました。
  エムラウミウシは4cmくらいで、水槽では岩の下からほとんど出て来ませんでした。
 水槽のたくさんの卵塊は、このうみうしだと思いますが、夜の暗いうち、日中の
 日の当たる場所に卵を産みます。
  オオミノウミウシは、日の当たらない石の下などの暗いところに卵を産みます。
 どちらのうみうしも夜行性だと思います。                    記録係

  冬のうみうしとは? 海水温の下がっている時に卵を産むうみうし、アカエラミノウミウシは
  夏、冬いますが卵は夏に産むので夏のうみうしです。     我が家だけの定義です 

   4月  22日 
  今日は、総務係の88回目の誕生日、朝から「おめでと〜う」の声、
 うみうしファミリーは、みんなはりきっています。
  昨年の秋より足の調子が悪く、歩行が大変になって来ました。
 でも、暖かくなってきたので裏の畑へ私と一緒に行けると・・・、春で〜す。
 学生時代体験した2.26事件、戦争での苦労話など、何回も聞かされました。
 まさに、激動の時代を生き抜いて来たようです。
  飼育係は8歳、ちょうど80歳ちがい、でも二人は仲よしです。
 大正末期の建造の我が家も80歳、照明係と同じくらいです。
  近頃、清掃係は「つかれた−」をデカイ声で連発しています、年なのかな?
 私は50歳、まだまだ若い?です。                記録係

   4月  20日 
  オオタマウミヒドラのくきは、7cmくらいの長さです。
 オオタマウミヒドラのヒドロ花は1cmくらいですが、だんだん小さくなります。
 エサがないからだと思います、何を食べるのかな?
  お父さんが、プランクトンネットを作ってくれました。
 オオタマウミヒドラのえさは? プランクトンを食べるのかな?
  水そうの中に、日曜日、さいしゅうした、たくさんのプランクトンを入れました。

                                          しいくがかり

  ※ 楽しいプランクトンネットの作り方、プランクトン顕微鏡画像、
     制作費=0円 30分で完成
工作のへたな、あなたでも出来ます。  
                   物作りの大好きなお父さん編 近日公開予定!! 

   4月  18日 
   うみうしの水そうの中は、みのうみうしのなかまが、5こ目のたまご(らんかい)を
  うみました。
   もう一つのオオタマウミヒドラの水そう、4月10日さいしゅうした、ふしぎなたまごに
  目がついてきました。
   たまごの中にはうごいているのもいました。どんな生きものが生まれるか楽しみです。
                                         しいくがかり     
 
何のたまごかな? 二つの目がわかります
わかっている人は教えて下さい
たまごのぜんたい、大きさは、4月10日を見て!

   4月  13日 
  昨晩、学校から帰ってきた広報係が「コザクラミノが出ているよ!」
 水槽の中を見るのがいつも習慣になっているようで、さっそくみんなで うみうし見学。
 私は違う生き物を発見!!  殻径やく3mmのタマノミドリガイ。
 我が家でも今まで見たことはありますが、初めてビデオカメラの撮影に成功。
 嚢舌目(のうぜつもく)で二枚貝を背負っています。
  ところで、このタマノミドリガイはいつ? 3月、採取した岩に付いていたと考えられ、
 飼育係の毎日付けるはずの日記によれば・・・、
 残念ながら岩採取のことは書かれていませんでした。
     記録係  

タマノミドリガイ
Tamanovalva limax (Kawaguti & Baba 1959)

  4月  10日   海水おん 8℃
  朝早く5時30分に、こうほうがかりときろくがかりの3人で海へ行きました。
 風も強く、なみがちょっとありました。
  かんさつできたうみうしは、アオウミウシ1こ体、エムラミノウミウシ3こ体です。
 5cmくらいのおにぎりのようなふしぎな
らんかい(卵塊)を見つけました。
 どんな生きもの?のたまごかわからないので、さわるのがこわかったです。
 オオタマウミヒドラもさいしゅうして来ました。          しいくがかり

     

どんな生物の卵かわかりますか?

   4月  7日 
  四月になって、なまはげの里もやっと春らしくなって来ました。
 下画像は水槽に付いている うみうしの卵塊(らんかい)です。
 みのうみうしの仲間と思いますが、大きめの卵塊なので、コザクラミノウミウシ、
 エムラミノウミウシ、アカエラミノウミウシのいずれかだと思います。
  みのうみうしの仲間がどんなふうにして、こんな形のたまごを産むのかふしぎです?
 もっと規則正しい渦巻状のものあり、こんどビデオ撮影に成功したらお見せしたいです。
  磯では転石の裏などに産み付け、色、形も種によって、いろいろです。
  ※卵塊とは? たまごのあつまり(かたまり)で、カエルやサンショウウオも同じです

直径 やく3cm
みのうみうしの仲間はこの形の卵塊を産みます


   3月  23日 
  今、我家ではうみうし水槽の他に、小さな水槽があり、
 中にはうみうしのエサ用のオオタマウミヒドラがいます。
  ヒメエダウミヒドラとオオタマウミヒドラの食べられ方の違いは、
 ヒメエダウミヒドラはヒドロ花だけ食べられ、茎は食べられません。
 たぶん残った茎にまたヒドロ花が咲くのでは?と私は考えています。
  それに対しオオタマウミヒドラは全部食べられてしまいます。
 うみうしがいると伸縮して小さくなって、ヒドロ花も茎の中に入ってしまうので、
 茎から食べなければ、中の花を食べれないのか、茎までおいしいのか?
 やっぱり、うみうしは獰猛(どうもう)な生物のようです。
  男鹿では海水温が下がっている3月、ヒメエダウミヒドラがついている岩に、
 たくさんのコザクラミノウミウシが見られます。             記録係

   3月  16日 
  1月23日、アカエラミノウミウシの幼体と思って小さなミノウミウシを採取しました。
 9日間動かず、10日目にガラスに付いていたので、カメラで撮影したところ
 アカエラミノウミウシではなく、コザクラミノウミウシようですが、いつもと
 鰓突起の色は違い、トレードマークの頭触手のV字マークがありません。
  このうみうしは?と話しているところに広報係が ピリカミノウミウシでは?
 そして3月6日、出現の同じうみうしはV字マークがはっきり、くっきり、がっくり。
 ピリカミノウミウシからコザクラミノウミウシに、一ヶ月で変身してしまったようです。
  さて、今冬最後に吹雪の中、採取のうすオレンジ色のうみうしは? 
 チョット長いですが「2005年コザクラミノウミウシ物語」です。      記録係
  画像クリックで
大きな画像が出ますのでくらべて見てください
  1/23
 ヒドロ虫がついている石に小さなうみうし発見!!
 10cmくらいの石にイソギンチャクのような感じで、
 ぜんぜん動かない、アカエラミノウミウシの幼体のような
 5〜6mmくらいの、みのうみうしを採取。
 上はサクラミノウミウシ(3,5cm)、大きさを比べて見て下さい。
 結局9日間、全然動かず、こんな事はよくあります。
 (
黄色○内をよく見て下さい) 右画像をクリックで大画像
  2/1
 水槽のガラスに小さなミノウミウシがついていました。
 いつものアカエラミノウミウシの幼体が石にいない。
 水槽から採取して撮影して見ました。  (やく6mm)
 形はコザクラミノウミウシのようですが、
 色はアカエラミノウミウシ、
 いつもの決め手の頭触手のV字がない、73種目!
 広報係がピリカミノウミウシでは、さてこのうみうしは?
  3/6
 久しぶりに現れた?ミノウミウシは
 8mmくらいの大きさになり、
 V字の白線がはっきり、見えます。
 V字があるので、ピリカミノウミウシではなく、
 コザクラミノウミウシのようです。
 いつものよりコザクラミノウミウシより色彩は赤く、
 小さなヒドロ虫を食べていたようです。
  3/13
 今まで採集のコザクラミノウミウシと色彩がまるで違う
 みのうみうしを採取、ついに73種目?ゲット!・・・。
 うすオレンジ色の鰓突起、はじめて見る白色の縞模様、
 見た瞬間、V字はあったが別種と思いました。
 見れば見るほど??? コザクラミノウミウシかな?
 とも思っていますが、変身するのかもしれません。
 うみうしは同種でも色彩変異の範囲など、むずかしいです。

   3月  11日 
  今日は相談員からの連絡で、飼育係と八郎潟の超自然現象を見学して来ました。
 天王町の羽立地区で、昨日あたりからのようで名前は 「じゃ山」 ?
  氷がとける頃、とけた氷が風によって氷の下に入り、
 上の氷を押し上げて岸辺に山を作っていくようで、厚さ5〜10cm、
 大きさ20〜60cmの氷が、高さ4mくらいの山を作っていました。
 長時間かかって出来たと思ったら、相談員の説明では短時間で出来る物らしく、
 昔は家をつぶしてしまった事もある恐い現象で、近年はめったに見られないようです。
  私は見るのも聞くのも初めてですが、菅江真澄も見ての記載があるようです。
                                            記録係


じゃ山(やま)

   3月  6日  海水おん 7℃  
  今日、海に行ったら、ものすごい干潮だったのでビックリしました。
 なみのながれがなかったところは、海水が黄色かったです。
 見つけた生きものはカニ2ひき、ウナギの子どものような魚1ぴき、
 ワレカラ1こ体、オトメウミウシ1こ体、アカエラミノウミウシ1こ体です。
  小さなワレカラはたくさんいますが、大きなワレカラは、はじめて見ました。
 干潮で海には人がたくさんいました。

                                    しいくがかり

ワレカラ 15mm
頭はどっちかわかりますか?

     3月  1日 
  今まで、ヒドロ虫の事が良くわからなかったので、何となく見ていたようで・・・、
 下画像のオオタマウミヒドラも観察していると、とても面白いです。
  海で採集時は5cmくらいの茎長のはずが、採集バケツの中では1cmくらの
 ものしかなく、採取時に大きなものが死んでしまったのか?と思っていたら、
 水槽の中で時間が経つと、少しずつ大きくなり、もとの5cmくらいの長さになり、
 茎は伸縮性があり、流れでゆれて撮影が大変でした。
  ポンプを止めて水の流れが無くなると、しおれたように小さくなり、動きが少なくなります。
  サクラミノウミウシとアカエラミノウミウシは大好物のようで一日以上も付いていました。

 
  
オオタマウミヒドラ  ヒドロ花(花径やく6mm)↑
Hydrocoryne miurensis (Stechow,1907)

ポリプ世代とクラゲ世代を持つヒドロ虫
茎基部にクラゲ芽(上画像ではわかりません)があり クラゲに成長する

えっ・・・! ヒドロ虫の子供って水母(クラゲ)?

  2月20日の赤いクモヒトデの仲間はヒナギククモヒトデのようです。

     2月  24日 
  久しぶりに顕微鏡を出して、飼育係とヒドロ虫の観察、
 見れば見るほどヒドロ花の魅力に吸い込まれそうです。
 ヒドロ虫やうみうしのような、いてもいなくてもいい生物(人間の利益にならない生物)
 は海にたくさんいます。でも、こんな生物がいるので海は綺麗になっているでは?
 うみうしに出会って、こんなふうに考えるようになって来ました。
  海は誰が綺麗にしているんでしょうか?
 たくさんの生物によって自然は保たれているのではと思います。
  壊れた自然は元に戻りません、みんなで海を大切に、地球を大切に、!!

ヒドロ花(花径やく7mm)
ところで名前はヒメクダウミヒドラ?のようです

     2月  20日 
 
  きのう、海に行って来ました。
 あさいところの海水が、黄色になっていました。
 きろくがかりに聞いたら、海水のながれがなくなると
 海そうがくさって、色がつくそうです。
 ものすごい干潮だったので、うみうしがいっぱいいると思いましたが、
 うみうしは少なかったです。
  かぜぎみでのどがいたかったので、海水でうがいをしてきました。
 かんさつできたうみうし、オカダウミウ1こ体、オトメウミウシ1こ体、
 アカエラミノウミウシ1こ体です。
  はじめて見る赤いクモヒトデのなかまを、さいしゅうしてきました。
                                    しいくがかり
 
盤径10mm うでの長さ30mmくらい うでは採取時、自切してしまいました
バラの花のような赤いクモヒトデの仲間で毒がありそうで恐かったので
飼育係は触れなかったです(名前は調査中)

     2月  15日 
  水槽の中のヒドロ虫は、花の所だけすべてなくなっています。
 アカエラミノウミウシ、サクラミノウミウシが2〜3日で、食べつくしたようです。
  自然の海の中でも同じで、たくさんのヒドロ虫が
ヒドロ花のところだけなくなって、
 エサ採り(ヒドロ虫採り)は思った以上に大変です。
  2〜4月、エムラミノウミウシが男鹿ではたくさん見られます。
 エムラミノウミウシは獰猛(どうもう)な感じのうみうしで、水槽の中では何でも食べ、
 イソギンチャク、巻貝は貝がらに穴をあけて食べます。
 ヒドロ虫の付いている転石に多いので、ヒドロ虫も食べると思います。
  寒い時期、採集したうみうしは海水温が下がっている、3月中に海に帰します。
 
ヒドロ虫
画像クリックで大画像

ヒドロ花がすべてなくなっている


     2月  7日 
  「ハーイ」 初めて書き込みしま〜す。
 きのう海に行きましたが、波が強く海に入る事は出来ませんでした。 残念!
  以前、お店で買い物をしている時、友だちと海(うみうし)の話をしていたら、
 近くで話を聞いていた、どっかのオバサン(もしかして同年代)に
 「うみうしのお母さんですか?」と声をかけられた事があります。 
 私には、うみうしの子供はいません。
  ところで、今日は飼育係の誕生日、これからお誕生日のケーキを作りま〜す。
                                       清掃係 

大自然の驚異 男鹿の新名所発見!! 氷の世界 「アイスモンスター」
手に持っているのは ツララ です

アイスモンスターについて(大桟橋⇔戸賀)
沢水が落ちている所が海からの強い北風で吹き上げられ
霧状になったものが道路を越えて凍りついたものと思われます
この画像を他の人に見せた所「八郎潟はもっとスゴイと」と言われた

     2月  3日 
  久しぶりに書き込みします。
  昨日、何気なく玄関の水槽を眺めていた所、ミノウミウシらしきものを発見、
 一人で騒いでいたら、家族にも伝染していきどんどん大騒ぎにと発展しました。
 ぼくは、「水槽の中を見るときには目が利くんだよ」と自信げにコメント。
 みんなの期待を背負いながらカメラのファインダーを覗いてみると・・・
 ただの
ゴミだったのでした。
  「ハハハハ、最近視力が落ちたからなぁ」と言うと白い目で見られました。
 『落ち着きがたりず、自分の事に責任がもてていません』と書かれそうな広報係でした。

     2月  1日 
  30日、書き込みの学名の検索についてチョッと、
  生物の名前は、和名(標準和名)と学名があり、和名は日本だけ、学名は世界共通です。
 例えば、サクラミノウミウシは和名、学名は Sakuraeolis sakuracea で、
 Sakuraeolis sakuracea (Hirano,1999)と表して、 はじめの Sakuraeolis は、
 どんなグループ(属名)のうみうしか、sakuraceaはこのうみうしだけの名前(小種名)です。
 そして、これはラテン語、普通は斜体(ななめの字)で書いています。
 次のHirano,1999は、平野義明先生が1999年に論文を発表したという事です。
  つまり、この学名を世界のYahoo!で検索すると、英語がチンプンカンプンな私でも、
 世界のうみうしのホームページが見られるわけです。
  インターネットは世界につながっています、皆さんも世界のホームページ どうぞ!!

     1月  30日 
  朝から一日吹雪もよう、なまはげの里では日中でも車はライトを点けて走っています。
 もちろん海は無理、家で県立図書館から借りてきた「相模湾産ヒドロ虫」 裕仁著 で勉強、
 図版も白黒、この頃多いガイドブックとは全然違い、私の頭ではチンプンカンプン、
 とにかく、むずかしいの一言、でも以前「相模湾産後鰓類図譜」をはじめて見た時も
 こんな感じだったような、5〜6年前までは うみうし もこんな感じの生物でした。
 クダウミヒドラの一種に間違いないと思いますが、正確な名前は簡単にはわかりませんでした。
  手を変えて、Yahoo USA などの外国のホームページで本に付いていた学名を入れ、
 検索してみましたが、世界中でもヒドロ虫の画像は少ないようです。
  我が家はみんな、ヒドロ虫、可憐なヒドロ花にハマッテいます。
  
ヒドロ虫がたくさん載っている図鑑等をおわかりの方、教えて下さい。

     1月  23日    海水おん 10℃  気おん 0℃
  アカエラミノウミウシが水そうの中のヒドロ虫を、ぜんぶ食べてしまったので、
 ヒドロ虫をさいしゅうするため、海へ行ってきました。
 石のうらについているヒドロ虫を、たくさんさいしゅうできました。
  海の中はイソギンチャクがたくさんいて、とてもきれいでした。
  かんさつできた うみうし、サクラミノウミウシ1こ体、アカエラミノウミウシ2こ体、
 エムラミノウミウシ5こ体、オトメウミウシ1こ体です。
 エムラミノウミウシ2こ体、サクラミノウミウシ1こ体をさいしゅうしてきました。
                               しいくがかり

サクラミノウミウシ Sakuraeolis sakuracea (Hirano,1999)

     1月  21日
  初代飼育係の「うみうし日記」では、1998年7月19日、 2,3cmの
 アカエラミノウミウシが初めて登場、それからずーっと、どんな物を食べるか?
 7年目、やっと解った事になります。
(名前はまだですがうれしいです)
 刺胞動物門、ヒドロ虫網、なのでヒドロ虫と呼んだ方がいいようで、正確な名前は
 わかりませんが、
クダウミヒドラの仲間という感じです。(調査中)
  ヒドロ虫、聞いたことありますか? もちろん「ヒドロ虫ガイドブック」なんて
 出ていないようで、ヒドロ虫を長時間見ていて、きれいな花に見えて・・・。
                                         記録係

アカエラミノウミウシの口
画像クリックで大きな画像

     1月  18日
  初めて、アカエラミノウミウシの食事シーンを動画で記録する事ができました。
 15日、採取した石に40個体ぐらい付いていたヒドラ虫は、アカエラミノウミウシが、
 すべて食べてしまいました。 (花のようなところだけ、茎のようなところは残っている)
  みのうみうしの仲間は貝がらがない為、刺胞動物の毒を体にたくわえて、鰓突起
 (えらとっき)から毒(刺胞)を発射する事で外敵から身を守っていると言われています。
  はじめ、オオタマウミヒドラかと思っていましたが、どうも違うようで、ヒドラ虫のことを
 もっとくわしく調べて行きたいと思います。  名前がおわかりの方、教えて下さい。
                                               記録係

アカエラミノウミウシの食事シーン
右上、画像クリックで連続画像(10K・10K・10K・11K・11K)


   1月  15日  海水温 10℃
  久しぶりに青空、南風が強く入道崎方面へ、思ったとおり海は穏やか。
 磯は雪もなく本当に冬と思うような景色、海水温が10度で
 胴長で海に入れば、暖かい。
  うみうし は2時間で3個体、たくさんいればもっと暖かいのに。
 オオタマウミヒドラだと思う生物の付いている石を採取、
 (オオタマウミヒドラはアカエラミノウミウシのエサらしい)
 色の変った肌色のホウズキフシエラガイも採取して来る。
  観察できた うみうし アカエラミノウミウシ 1個体、オトメウミウシ 2個体

オオタマウミヒドラ?  5mmくらい
画像クリックで大きな画像
オオタマウミヒドラについて、おわかりの方、教えてください!!
刺胞動物(しほうどうぶつ)
クラゲ、サンゴ、イソギンチャクの仲間

   1月  13日
  冬の男鹿半島は波が高く、なかなか磯に行ける日がありません。
 何回か海に行って見たのですが、豪快な荒波だけを見学して帰ってきました。
  ここ数日、毎日の雪で積雪は30cmちょっと、同じ秋田県でも
 かまくらで有名な横手(105cm)などにくらべたら、雪は少ないです。
 広報係は今日から学校、飼育係は今日で冬休みは終わりです。
  下画像は昨年、1月の観察ですが、ウミシダです。
 一見、植物のようですが、突然、動きはじめ、見ていてあきません。
 泳ぎも上手で、不思議な生き物という感じです。
  今年もたくさんの うみうし、男鹿半島の海の生き物、
 親子で勉強していきますので、ヨロシク!!

                                  記録係

ウミシダ 6cm
ウミシダは棘皮動物(きょくひどうぶつ)
ナマコ、ウニ、ヒトデも同じなかまです

   1月  1日    あけまして おめでとうございます
  この うみうし は、お正月用にきろくがかりが作ったものです。
 体長は18cmで、さわったかんじはとてもかたいです。
 食べられる うみうし なので、あとでどんなあじかお知らせします。
  画ぞうは、
こうほうがかりからてつだってもらいました。
 マウスを上にもっていけば、大きな カガミモチウミウシ が見られます。
   今年もよろしく !!           しいくがかり
からてつだってもらいました。
 マウスを上にもっていけば、大きな カガミモチウミウシ が見られます。

カガミモチウミウシ Happy new year (Namahage,2005)


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