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2008年 1〜6月へ
 12月  20日  
  もうすぐクリスマス、でも、我家にサンタクロースはやって来ません。
 宗教的な理由ではありませんが、18年前からサンタクロースは来なくなってしまいました。
 (広報係に関係あります)
 でも、今の季節はどんなプレゼントがいいか家族みんな楽しみでした。
 広報係が5年生の時のプレゼントは顕微鏡、今使っている物で、飼育係は来年2月です。
  もし、サンタクロースが私に来てくれるのなら欲しいものはいっぱいあります。
 実体顕微鏡、デジカメ、ハイビジョンビデオカメラ、パソコン、・・・。
 サンタさんがこのホームページを見ているのなら、やっぱり一番欲しいものは、・・・。
 そして、うみうしの妖精かな?
  お正月になったら、毎日、海に行くぞ〜、うみうしさんたち待っていて〜!!
 「年末ジャンボ宝くじ」も買いました。 ♪はーやーくーこいこい、お正月。
                                               記録係
 
 
今朝、水槽の中のクリスマスツリー、上二つはコモチイソギンチャク
下左は名前がわかりません。海藻の茎についているイソギンチャクたちです。
冬はヒオドシイソギンチャクなど、じゅうたんの様で磯は一色になります。
冬の海は人もいなく水も奇麗、最高でーす。


 12月  10日  
   なまはげの里もいよいよ冬景色、ハタハタの季節ですが、
 今年は形が小さく、これから大きなハタハタがドン〜ト押し寄せるのか?
 昨年、この辺の海は、す通りで本荘(秋田県の南)の方へ行ってしまったようです。
  ところで下画像はろ過海水を作っている所です。
 海水の使用方法としては、80℃まで温度を上げた海水を使う時と、
 ろ過海水、自然海水で実験しています。
  ろ過海水は、ミューラーガーゼ(10μm)で小さな微生物を除去していますが、
 海水が濁っている時など、かなり時間がかかり、綺麗な水だと早いです。
 60リッター水槽だと早い時で数時間、おそい時は途中で目詰まりして
 止まってしまいます。
 エアーポンプ用チューブで洗濯バサミで水量をコントロールします。
 台所用の水切り容器に入れて使っています。
 エダアシクラゲなど小さな微生物も観察出来て楽しいですが、時間はかかります。
  幼生飼育には知識と根気が必要だと思いますが、7月から観察の今年の観察日記は、
 ベリジャー幼生が観察できなくなったので終了です。
 飼育係の観察記録いつも見ていただいてありがとうございました。
 1年目、飼育係は幼生飼育の難しさがわかったことだけでも、大きな収穫と思います。
 いつかは我家のホームページで変態の瞬間をお見せできればと思って、
 そして、幼生の時の貝がらはどうなるのか?・・・。
                                            記録係
 


 11月  28日  
  なまはげの里は雪が降って真冬から、ここ数日、秋に戻った感じです。
 最近、我家の朝食は毎日、柿の話題で盛り上がっています。
 清掃係が数個の柿を取って来て、「今日のは最高!」そんな話です。
  柿の木は三本ありますが2本は庄内柿で、これは焼酎を付け10日くらいで
 食べますが、一本は下画像の甘柿です。
  見分け方として、外見が綺麗なものは渋いです。
 一番黒い所が多い、店先で並ばないような、外見の悪いもの、これが最高です。
 もし、渋いものでも「うまい、美味い!」と言って誰にも悟られず最後まで笑顔で食べる、
 これが究極の美味しい柿の食べ方と思います。
 また、この渋さを知っているから、本当の柿の美味しさがわかるのかも知れません。
  ところで、我家の子供たちは幸いにして、親に似て、今風のイケメンではありません。
 「世の中、面(ツラ)で勝負が出来るか!」そんな話をよくします。
 人間も外見の悪い方が味がある、中身で勝負といいたい所ですが、・・・。
 我家のふと目の秋田小町?、今日もセッセト柿取、中身で勝負、味で勝負、・・・。
                                              記録係
 

この柿は3代前のおばあちゃんの柿の木で、昔は家族でも、
許可無く取ることが出来なかったそうです。 (150年以上と思います)

 11月  20日  
  昨晩、飼育係と幼生観察、水槽の中はベリジャー幼生がいないようで、
 飼育係、「どうしようか?、でも、水槽の下に何かたくさんあるような?」
 記録係 「すくい上げてみたら」
 飼育係 「どうやって取るの」何回か電池ケースの容器で底をすくい上げ、
 底は死んだ幼生の貝がらだらけ、観察を初めて1時間。
 
 以前(広報係)の実験では2〜3日間で死んだ貝がらの清掃もしたこともありましたが、
 大変な作業で、100μくらいの貝がらを掃除する時、生きた幼生をどうするか?
 毎日の水交換、環境を変えることは生きた幼生にとっては、いいこと、悪いことなのか、
 とにかく、苦労、苦労の連続、でも、次は出来るかも?と・・・、そんな4年間でした。

  9時過ぎ、飼育係は大きなアクビ、観察記録は画像なしか、眠そうな顔。
 清掃係 「早く風呂に入って、寝なさい!」 
  二人で顕微鏡の画像をテレビを見ながら、「
これは何!
 結局、清掃係も入ってテレビを見ながら二人で「右、右、もっと右、上だ上」
 とにかくウルサイ、 「すごい、すごい!」 頭の中に響き渡る清掃係のウルサイ声。
 我家のおもちゃのような顕微鏡では動きが早く我家の腕では、なかなか撮影できません。
 (私がプレパラートを移動し、飼育係が顕微鏡のピントとシャッター押し)
  いくら探しても数枚撮影で消息不明、もっといい顕微鏡が欲しいです。
 遅く帰って来た広報係に画像を見せながら、最後は探せなかった話をしたら、
 「ゾウリムシみたい」の一言。
 この可愛らしい黒い瞳(目)を見て、ゾウリムシとは情けない。
                                              記録係
 

黒い点が目だと思います。
茶色のところが貝がらかな?
でもこれって、ほんとにヒメメリベ?

 11月  15日  
  13日夜、卵塊(13日書き込み画像)にたくさん微生物(卵より大きいものも)が
 付いているということで、卵が食べられては大変、微生物を洗い落としてしまおう。
 そこで、ろ過海水を作り、その中で卵を洗ってみました。(ろ過海水で水洗い)
  そして、卵塊を新しいろ過海水に入れ、飼育係はホームページの観察記録を
 書き込み、さっきの卵塊を洗った容器をのかたずけ、・・・。
 「早く、大変、大変、お父さん、ここにいるの幼生じゃ?」飼育係の声、
 洗った容器に、確かに小さな点がたくさん。
  また顕微鏡で観察、容器の中は幼生がいっぱい、どうやら、卵塊の中の幼生も
 洗い出してしまったようです。
 そして、ビンと水槽、孵化した幼生を二つに分け、新たな幼生観察スタートです。
  もしかして? これって自然な海なら、たとえ石の裏側に産まれたとしても、
 流れの強さはこんなもんじゃ、
水槽飼育ではヒメメリベの卵が孵化する為の条件として、
 
強い水の流れが必要なのでは、水槽の中では弱すぎ、そんな事を考えました。

                                       記録係

貝がらがはっきりわかります。(左上部)
海の強い流れにも流されないための足ができています。(左下部)
この足がもっと大きくなったら変態できる、歩き始めるのでは?
黒い所が目だと思います。

  もしかして、微生物を取るはうみうし仙人様のヒントだったのかも?(9日書き込み)

 11月  13日  
  11日夕方、雨の中、ヒメメリベ2個体を採集場所、元の海に帰して来ました。
 9月 9日の採集から2ヶ月以上観察できました。
 鰓突起は取れやすいこと、また、再生もすることがわかりました。
 でも、なかなかヒメメリベの卵塊は孵化しません。何か孵化する為に必要なのか?
 五個の卵塊があるのでこれからも観察していきたいです。
  ところで、最近の幼生画像はピンボケ、どうしてかな?レンズ、デジカメ、撮影者のウデ、・・・。
 飼育係と二人、世の中そんなに、うまく行くはずは無いです。 ♪人生楽ありゃ苦もあるさ〜
  プレパラートの上に、ボタン電池のケース、大きな卵塊は↓画像の卵ケースを切ったもの、
 色々考えて撮影していますが、ピンボケ顕微鏡画像、どうしたらいいか考え中です。
  今朝、朝ごはんを食べながら3人で会議(飼育係、広報係、私、清掃係は含まず)、
 また、新たな挑戦をするか!!  「お父さんそんな時間あるの」と広報係の意見ですが、
 「夜中まで頑張れば何とかなるさ!」 毎日の忙しい仕事の中、一ヶ月チョットですが、
 何とか頑張って完成させたいです。
 どんななものが出来るか、後のお楽しみです。(何のことでしょうね?)
  今日一日、一日で出来ることを一生懸命頑張る、無理はしないで、
 今日一日だけでいいんですから、 さあ〜、仕事、仕事。
                                               記録係

卵のケースの底だけを切ったものです。制作費、0円 タダです。
海で見つけたヒメメリベの卵塊と思うものです。
水槽の中で産んだものよりかなり大きいです。
(9/28書き込みと比べて見て下さい)


卵の中で活発に動いています。


 11月  9日  
  今朝は久しぶりに、買ったばかりの『Eastern Pacific Nudibranchs』で勉強、
 以前から気になっていた Cuthona viridis 益々解らなくなり、
 オーストラリア博物館の sea slug forum を見て、もっと解らなくなりました。(日本からの投稿あり)
 我家の不明種11 (2006、2、19、採集)は鰓突起の色が茶色で違いますが、
 Cuthona viridis (2001、4、採集)と初め同種と考えていました。
 でも、sea slug forumでも鰓突起が茶色の個体はなく、viridis = 緑 の意味らしく、
 不明種11は別種かな?と判断した訳です。
  話はちがいますが、ムカデメリベの学名はMelibe viridis 、学名から考えたら緑色、
 ムカデメリベはどこかが緑なのでは?ヒメメリベとムカデメリベの違い、いまだによくわかりません。
 メリベウミウシから、ヒメメリベMelibe papilosa、クロメリベmelibe pilosa、ムカデメリベmelibe viridis、
 3種に再分類され、クロメリベも和名があるんだから日本にいるのか?と思いました。
  水槽にいるヒメメリベと思う種は2タイプです。
 採集の時から2個体とも体色は同じですが、内臓が体色と同じ種と内臓が黒い種です。
 食性が関係しているものと考えていましたが、同じエサを与えて2ヶ月、以前と全然変わりないです。
  以前、広報係と水槽では、1種、1個体で飼育するということにして、卵を産まないようにしていました。
 でも、うみうしは卵を産み続けて死んで逝くのが普通なのでは、我家の考え方は間違っているのでは、
 というような話になった事があります。
  10月28日、採集のヒメメリベと思う種(全体が黒い)が、6日、死んでしまいました。
 7日、夕方、海に帰して来ました。 残った卵は大切に観察したいです。
                                               記録係

  我家の書き込みを見たのか10/28日、海でヒメメリベと思う種を発見、
 そして、その同じ石に卵塊が?そばの石にも合計3個、2個採集。(顕微鏡での観察で1個は確実)
 
自然の海では20℃くらいで産むことがわかりました。
  ところで、うみうし仙人様にお願いがあります。
 我家の卵塊がなぜ孵化しないのか?ヒントを頂けたらうれしいです。


 10月  24日  
  朝晩はめっきり寒くなって、なまはげの里は秋本番といった感じです。
 昨日、ついに、ヒメメリベの卵塊から生きている卵を見つける事ができませんでした。
 孵化したものがいたのか?幼生観察はムズカシイです。
  飼育係も毎日の観察が身についてきたようで、この毎日の積み重ねが大切だと、
 私は思っていますが、そんなに簡単に結果が出るわけでもなく、もう何年かかって
 変態に成功できるか、また、それが出来たとしてどうなる訳でもなく、
 とにかく、うみうしの事なら何でも知りたいと始めた事です。
  今、一番の問題が自然界のヒメメリベが、いつ卵を産むかということです。
 ホームページなどでも探しましたが、ヒメメリベの卵塊を撮影している人は少なく、
 気になるのは海水温です。
  シロウミウシやアオウミウシは海水温によって孵化するスピードがかなり違います。
 多分、幼生?or 幼体?になった時、一番環境がいい時期を考えて卵を産むのではと、
 アメフラシなども幼体になった時に、新しい新鮮な柔らかい、アナアオサがたくさんある時、
 幼体が食べやすい時期にあわせて卵を産むのではと考えています。
  21日、新たな卵をヒメメリベが提供してくれました。
 この卵を何℃の海水温で観察するか? また新たな挑戦です。
 21日、飼育係が観察記録で「うみうし仙人のおかげ?」と書き込みしたことに、今日、気付きました。
 なまはげの里は10年前と今、うみうしの個体数は全然違い、なぜ少なくなったのかと思いますが、
 海が濁っている状態が最近ずーと続いています。
 日曜日、ものすごい風の中、18日書き込みの、ミヤコウミウシ、他を海に帰して着ました。
 「今度、海に来た時、浜辺のゴミを拾おう」と飼育係と話してきました。
 我家では時々、海を綺麗にして、たくさんのうみうしに出会えるよう、ゴミ採集も行っています。
                                                 記録係
                                              



 10月  18日  
  14日の日曜は夕方チョットだけ海へ、でも雨のため暗くなる前に帰ってきました。
 クロシタナシウミウシはたくさんいたのですが、あとはシラヒメウミウシが1個体、
 シロウミウシもアオウミウシもいませんでした。
  そして帰りに沖のほうから歩いて来たところ、すぐ、陸(おか)のところで、
 大きなミヤコウミウシが1個体、こんなところに?ゼッタイ変です、おかしいです。
 これはきっと誰かが置いていったもの、あたりを見ても誰もいません。(どっきりカメラ?)
 多分これは、うみうし仙人の仕業、我家では何度かこのうみうし仙人にお会いしています。
  はじめてお会いしたのは10年くらい前、広報係は1mくらいの棒を岩の上で拾った事がありました。
 そして、海で何をしているのか一人の老人に出会いました。
 その老人、「なんと、他人(ひと)の杖もっていぐ、どごの餓鬼だてぇ!」
 岩の上の棒はこの老人の杖だったようです。
 「スミマセンでした」と頭を下げる、小学生、私も一緒に、老人はかなり怒っているようでした。
  でも、ここは岸から200mくらい、かなり苦労して来ているわけで、ゴロゴロの大きな石、
 まさに危険な所で、この80歳過ぎの老人が一人で杖をつきながら来れるようなところではありません。
 と思ってこの老人を見たらいません、一瞬で消えてしまったわけです。(もしかして船で来たのかも?)
 それから、海で人を見たら、・・・、しっかり観察しています。
 だから、海で人に会った時は、丁重に挨拶をします。
 今回もきっと、わざと、ここにミヤコウミウシを置いて、来週もまた海に来いよ、放しに来いよ、
 言っているんだと、勝手に解釈し、帰ってきました。
 我家では、うみうし仙人、うみうし様などとよんで、新しいうみうしを御紹介いただいています。
                                                        記録係
  ところで、なまはげの里には椿(地名)というところがあります。
 天然記念物の椿、伝説などありますが、昔の男鹿の写真集に椿の比丘尼井戸が写っています。
 八百比丘尼(はっぴゃくびくに)が、なまはげの里にも来たのか?
 菅井真澄が書いていた椿の能登山の謎、まだまだ時間はかかりますが現在調査中です。
 リンク集 「なまはげの里」に(男鹿の椿)を追加しました。
                                              



 10月  8日  
  今日は雨、ヒメメリベは、なかなか卵から出てきてくれません。
 飼育係、自由研究の発表は優良賞、はじめての経験です。
 今年の発表は県大会に行かず、10月で終わってしまったわけです。
  広報係でも、小学校の時、2回しか県大会に行っていません。
 それに比べて、飼育係は1年生から4年連続、優秀賞、一年に市、県の2回の発表が
 あったわけです。研究発表のおかげで、今までしてきたことをまとめることが出来、
 家族みんなで手伝って来た感じです。
  今年は後鰓類について、普通であれば聞いたことも見たことも無い、評価する先生方も
 名前などほとんど解らない、未知の生き物という感じかな?と思います。
 それをいかに聞いていただく人に説明するか、その努力が足りなかったのではと思います。
  一緒に行った、清掃係の話では、全体の発表に対して質問が少なく、
 「飼育係が質問されて、困っている顔を見たかったが、質問者が無く残念。」とのこと。
  以前、広報係が中学生の時、うみうしについて発表した県大会では、
 その日の最後の発表だったこともあり、発表より長い時間の質問が続き、
 最後は引率の先生方のつぎつぎの質問など、会場は未知の生物を見た(知った)という、
 驚きの質問が多かったです。
  今年の市大会撮影のビデオを見たら、飼育係の発表は9分50秒、練習通り、
 うみうしが好きな人なら、最高な発表だったと思います。
                                              記録係

(無殻翼足目→裸殻翼足目の間違いです) 当日朝直しました。
飼育係は絵が下手なため、写真を貼り付けしています。
ビデオやデジカメからの画像編集かなり上手になってきました。
広報係とは勝負になりませんが、PCの文字打ちは私より早いです。


 10月  5日  
  ヒメメリベの卵塊を観察していますが、今日で10日目、なかなか孵化しません。
 昨日、飼育係との会話、
   飼育係 「お父さん、卵から、うまれると漢字では産、生、どっち?」
   記録係 「卵を産むのは産でいいけど、卵からは孵化だから、うまれるて言ってもいいのかな?」
   飼育係 「じゃや、うみうしの年令は卵でうまれた日から数えるの、誕生日は卵を産んだ日。」
   記録係 「お兄さんに聞いてみて!」最高の逃げ文句。
 真剣に考えている、小学生の質問は鋭いです。
  ところで、
我家のヒメメリベ、卵観察はどんなふうに? 質問にお答えします。
 いつ孵化するのかわからない為、家族みんなで数時間単位で観察(監視)しています。
 たとえば清掃係、洗濯が終わったので、水槽を確認、そんな感じです。
 アオウミウシ、シロウミウシは卵の幼生の感じから、明日あたりかな、予想できますが、
 今回のヒメメリベ(下画像)は、昨日で卵の大きさ290μ、大きいのでとても観察しやすいですが、
 いつ孵化するのか、想像もつきません。  (もっと大きくなるのか)
  晩飯前後に飼育係は、HPのアクセスカウンターを確認、ヒメメリベのエサ、ブラインシュプリンプを
 与えます。そして、別の容器でブラインシュプリンプの卵を海水に入れ、ブラインシュリンプを孵化させ、
 エサを作ります。 (1〜2日で孵化します)
  卵塊は恒温室の水槽にありますが、(下中画像)のボタン電池のケースですくい上げ、
 顕微鏡で撮影、撮影の画像をワードに添付、同じ大きさで映したマイクロメーターの拡大した紙、
 パソコン(下下画像)にあてて、計測します。 かなり正確な大きさが測定できると思います。
 そして、映した画像をPhotoshopで小さくし、jpgcleanで軽くし、HPに入れます。
 これが毎日の飼育係の仕事です。
 夏休みから、ず−とやっているいので慣れてきたようですが、幼生を綺麗に撮ることは難しく、
 たくさん撮影して、一番映りのものを選び、2〜3枚を残して、あとの画像は捨てます。
 10年くらい前だったら、小学生が一人で幼生を撮影してホームページを作るなんて
 考えられなかったと思います。デジカメってすごいですね!
  さて、今日、卵はどうなるのか、どんな妖精が撮影できるか楽しみです。
                                                  記録係

ヒメメリベ 2cmくらい



ボタン電池(CR2032)のケース(容器)の中のヒメメリベの卵塊。
深さもチョウドよく卵塊をすくい上げやすく、この容器で顕微鏡撮影します。
この容器は電池のケース、廃物利用、0円です。


パソコンの画面にマイクロメーターの拡大したもの、
同倍率で撮影した大きさの同じもので計測、
昨日の卵は290μでした。


 10月  1日  
  29日、ヒメメリベの卵を撮影して、あれ!何となくヒメメリベに似ているような、
 もしかして、これは、卵の中で変態するタイプかな?それから、水槽から目が離せません。
 『ウミウシ学』を読み直し勉強、直接発生型、卵栄養型、卵の大きさは200μが目安、
 ヒメメリベの卵は26日、ちょうど200μくらいです。 (どんどん大きくなっています)
 30日、撮影の卵は、普通のベリジャーのような・・・、これからの観察が楽しみです。
  飼育係、毎日頑張って観察していますので観察記録、見てください。
                                              記録係


ヒメメリベの卵 (長い所で230μ)
これを見たら中のはヒメメリベのような?
30日撮影の卵は普通ベリジャー幼生?


 9月  28日  
  うみうしは、どのくらいの大きさですか? 
 うみうしが小さい話をすると、「そんな小さいのよく見つけますね!」と言われます。
 大きな海で、3mmと言ったら、ゴミより小さく、ほんとによく見つけるもんです。
 ヒドロ花も1mmくらい、 「これヒドロ虫じゃない」そんなミリ単位の世界です。
  ところで、我家で今、観察の幼生は 0.15mmくらい、卵は集まっているからわかりますが、
 卵から孵化したら、0.15mm、見えると思いますか、針の穴が小さいなんてもんではありません。
 でも、我家では、水槽の幼生観察、撮影もしています。
  ここ4〜5日前から、0.15mmの幼生が探せなく成りました。
 見つけたら10分くらいの撮影、観察は終わるのですが、
 いないと探す時間も長く、1時間、2時間と・・・。
  今回は、広報係の意見を参考に、変態が成功するまでは出来るだけ実験、撮影は、
 ひかえた方が、(幼生には手は出すな)そこで、幼生画像が少ないわけですが、
 毎日の大きさの計測も無く、イソクリシスを本当に食べているのか?
 次は、ヒメメリベの幼生、どんな幼生が生まれるか楽しみです。
  0.15mmの幼生を探して顕微鏡で観察、撮影です。  (0.15mm=150μ)
 幼生観察には、ミクロの世界が見える目が必要なわけで、私と飼育係は水槽の前で
 神経を集中、肉眼で150μの幼生探しをしています。
 みなさん、150μ本当に見えると思いますか? でも見えます、根性です。
                                           ミクロの目を持つ超人記録係

 

ヒメメリベの卵塊
ヒメメリベには毎日ブラインシュリンプを与えています


 9月  25日  
  昨日、飼育係が自由研究の発表原稿を作っていて、
 「お父さん、人間はホヤやナメクジウオの仲間に変わったんだね、大変だね!」
 インターネットで調べたらしく、人間は脊椎動物門から、脊索動物門(せきさくどうぶつもん)
 に変わったらしいです。
  3年生の時、自分で採集した生き物をどんな分け方をするか、
 分類にかなり興味を持ったようです。
 今年の6月2日、書き込みの時も、海ではクラゲの名前はわからなかったようですが、
 「お父さん、これはユウシツクラゲだよ」と言われたが、私は○×△?
 なるほど、あとで本を見たら有櫛動物門のクラゲの事でした。
  小学生は覚えが大人より早いのかもしれません。
 小さいときに覚えたことは簡単に忘れないと聞いたことがありますが、
 私は何を覚えたのか、ただ何も考えず、外を走り回っていたようです。
  「分類って、何でこんな名前付けるの?」と聞かれたので、
 生き物に住所を付けた方が覚えやすいので、
 世界、日本、秋田県、男鹿市、若美町、と言うように、
 界、門、綱、目と順序が決まっていて、県、市、町、と同じようなもの、
 字、丁目、番、のように前や後に亜、超が付いたり、付かない時も、
 そして、男鹿と若美町が合併したように、住所は変わっても実際の場所は変わらない、
 こんな感じと話しました。 (こんな説明でいいのか?)
  でも、小学生にまた一つ教わりました。 
 何も変わらないのかも知れませんが、私は、ホヤの仲間に成ったんです。
 総理大臣が交代したことより大問題かも、でも皆さん知っていましたか?
                                        記録係

2007.9.24  5:35:05PM
日本海北緯40度、入道崎の夕日です。
たくさんの人が夕日見学に来ていました。
海に落ちることは滅多にありませんが、昨日はたくさん人の前で
見事、海に落ちて行きました。 (みんな拍手)
残念ながら、風の方向の為か、拍手の音の為か、
海に入る時のジュッ(海水が蒸発する音)は聞こえませんでした。 
みなさん、男鹿の夕日見学にどうぞ、来た時はお静かに!!


 9月  16日  
  昨日は晩ご飯を食べながらビデオ鑑賞、孵化したばかりのアオウミウシの赤ちゃん、
 みんなで「スゴーイ!」の連発、今回は5日目で孵化したことになります。
 卵から孵化したと言っても卵塊の中ですが、ぶつかり合っている幼生に感動です。
    (これを見て感動できるのは我家だけかも知れませんが)
  私は飼育係に「日本人の平均寿命は?」(私はあと二十七〜八年の命です)
 正解は男79才、女85才です。
  「さて、魚の平均寿命は?」 「2〜3年かな?」と清掃係。
 「ブー、ブー、ハズレで〜す×」 「正解は1週間から10日くらいです○」
 「魚は1万個以上の卵を産み、その中ので一年以上生きるものは・・・。」
 「我家の水槽のうみうしの平均寿命は?」幼生の数を数えたことはありませんが、
 数時間、ぐらいなのかも知れません。
 とにかく、うみうしの我家での平均寿命を延ばしてやりたいです。
  八郎潟のアオコの現状を見てきた広報係の話を聞きながら、そんな話になりました。
          うみうしの妖精に「どんな食べ物がお好きですか?」と聞きたい記録係

顕微鏡画像と違いビデオですので、鮮明ではありませんが、
動画だともっとよくわかります。(HPの動画入れ方勉強中)
いつもピンボケの話と画像、見ていただいてありがとうございます。


 9月  14日  
  昨晩はパソコンの調子が悪く、ビデオカメラとつながらない?
 最近一人でビデオカメラから静止画像を取り出していた飼育係は、
 「パソコンが壊れた!」と真っ青、カメラをはずしても、再起動でも、ダメ。
 結局、2時間も奮闘の末、 i.リンク端子、他、DVD、全部はずし、
 しばし休息、そして静かに起動、合掌。
 見事、パソコン様は気を取り直して頂いたようで、まさに生き物。
  昨晩は飼育係と二人で恒温室を作り水槽を自然の海に近いように、
 家にあったガラスケースに電球を付け、サーモスタットで設定温、25℃。
 水槽用のヒーターも今まで色々工夫していましたが、さて、今朝は、
 40W電球のため、24℃、でも室温22℃、多少効果はあったようです。
 電気代をケチらないように今日は40W→60W電球に変えます。
 すべて廃物、手持ち利用のため、制作費、無料。 (近日公開予定)
  下画像は今年の自由研究(チャート5枚)、男鹿半島で観察出来た後鰓類です。
 全部で128種、画像があるもので実際は140種を超えているものと思います。
 数種は、画像、生体、をいただいたもの、また、今回は有殻翼足目、
 裸殻翼足目が無いと、リンク集「水生生物雑記帳」さんからお借りした画像もあります。
  有殻?無殻?、日本でも翼足目はハダカカメガイ(クリオネ)だけが有名で、
 ダイバーの人達にも人気が無いようで、クリオネ以外のHP画像はかなり珍しいです。
 ヒラカメガイ、カメガイ、クリイロカメガイ、マサコカメガイ、ササノツユ、
 はじめて聞く名前がほとんどで、我家でももっと観察の考え方を変えなければ?
                                             記録係



フレリトゲアメフラシは男鹿で観察されたものですが、
我家では海で見たことはありません。(2005年10月4日書込み)
アメフラシノの仲間ですが体の中に貝がらの無い種、です。


 9月  8日  
  ろ過水槽のアオウミウシはなかなか卵を産んでくれません。
 前回の反省から「卵を産んだら目を離せない」(広報係談)
 細胞分裂を見たかったら水槽の前でご飯を食べなければ、そんな気持ちでなければ・・・。
  今日(土、日)あたりでも産んでもらいたいのですが、そんなにうまくはいかないです。
 今朝も浮かび上がっているアオウミウシ下画像です。
 夏休みも終わり飼育係は毎日のHPの書き込み頑張っていますが、
 変化のない状態を書くことは大変で、毎晩パソコンに向かって考えています。
  ところで、今日は県立図書館から借りた本を返しに行く日、飼育係は自由研究のため、
 たくさんの本を借りてきました。 (私も)
  今年は特に、国体の時のことを調べるため、男鹿市立図書館にも何回か行きましたが、
 あまり成果はありませんでした。でも、県立図書館で面白い本を探すことが出来ました。
  『両陛下をお迎えして』 秋田国体行幸啓記録 です。
 
皇后様は「うみうしですよ、うみうしですよ」とおっしゃりながら、陛下に虫めがねを
 差し出され、虫めがねでご覧になっている陛下に「なんでしょうか」 
 陛下は「わからない、わからない」二度ほど申されたので、
 永田教頭「フォルマリンにつけましたので色も形も変わっておわかりにくいかと存じます」

  もし、永田先生がわかる
うみうしなら「○×ウミウシであります」と説明したのでは、
 永田先生はたぶん、県立図書館の『相模湾産後鰓類図譜』も見たと思います。
 昭和天皇も当時、たくさんの標本など見ているので、わかるのではと考えますが?
 永田教頭、西村教頭の貝類、お二人で10分説明されたそうで、
 この時の展示は、魚類、うみうし、かに、貝、海草、計百三種、 私が聞いた話では、
 国体が終わってからも、7〜8個のうみうしの標本ビンが何年か学校にあったようです。
 昭和天皇がわからない
うみうしとは、どんなうみうしだったんでしょうか?
  昭和天皇は、学者と言われることを嫌い、「私は学者ではなく、趣味で研究している」
 我家も趣味のうみうし研究を続けたいです。
                                             記録係

水面に漂う(浮いている) アオウミウシ
水の流れが無いときは浮いているうみうしは多いです



 9月  1日  
  飼育係と毎日、幼生観察で今までと違った事がわかった気がします。 (ナイショ)
 まだ、孵化していない卵が部分的にあります。
 さて、どうしてでしょう?顕微鏡で卵の中を見たら動いているものを確認。
 なぜ孵化しないのか、同じ卵塊で一週間以上も違うわけです。
  不思議だと思えば、なぜ卵が孵化するのか、孵化する為の、
 条件があるのか、そんなことを飼育係と二人で話しますが、
 飼育係はそれどころではありません、眠い目をこすりながら、
 毎晩の観察記録をHPに書き込み、画像入れで遅くまで大変です。
  以前、イトマキヒトデは5本腕と思ったら、6本、4本と見つけ、
 桜の花びらは5枚、6枚、4枚もあるのかな?という話になりました。
 どうしてかな?疑問が出てこなければ、進展はないのかもしれません。
  夏休みは終わりましたが、観察記録2007はまだ終わっていません、
 幼生保護のため、変わりばえしない画像ですが、お時間がありましたら
 ご覧下さい。
                                     記録係

5mm


2cm
ミドリアマモウミウシ
Placida dendritica(Aider &Hancock, 1843)

嚢舌目ですから角は2本です。
裸鰓目ミノウミウシ亜目の仲間は角が4本(2対)あります。
頭触手と触角です。

○△×
ウミウシつまり、モ=藻 で藻食の種です。



 8月  30日  
  現在、我家の水槽の数は5個、ビンが1個、計6個です。
 60リッターのうみうし水槽が一つ、もう一つはヒドロ虫観察用のつもりだったのですが、
 ヒドロ虫はいなくなり、代わりにわけのわからない生物の花?・・・。
  毎日、飼育係と二人、幼生観察、幼生を探すのは大変な作業です。
 7〜8年前、はじめて、ろ過海水を作った時はコーヒー用のろ紙で行いました。
 数時間たっても水槽どころか、ほんの下に数cmたまる程度、
 それでもこれが、ろ過海水と満足でした。
 今回は小さな水槽3個、ビン1個でろ過海水と80℃まで沸かした海水で観察しています。
  そこで広報係、
 「小さい水槽だと温度の上下がありすぎて、海のように一定温にしたほうが!」
 と口をはさんで来ました。(なるほど?)
  小学生、小学生レベルの父親コンビの楽しい実験です。
 我家の誰もが成功出来るとは思っていませんが、
 でも、いつかは、カワイイ幼体に変態してくれるのでは・・・。
  知識は力なり、継続は力なり、そして、努力は力なり。
                                高いエサに投資した記録係



 8月  23日  
  飼育係の7月28〜8月22日分を観察記録へ移動しました。
 ベリジャー幼生の観察は、7月28日〜8月10日は、毎日観察して、
 飼育係一人で撮影、HPに書き込み、でも失敗に終わってしまいました。
 昨日、22日のたまごの中で動く様子はとても感動的だったようです。
 夏休みが終わって観察だけでなく、HPの観察記録の書き込みも続けようと、
 本人からの話が出ました。
  画像が増えすぎた為、別ページ「観察記録2007」を作りましたので、
 よろしく、お願いします。
  今日から二学期、飼育係は大きな袋(自由研究)を手に、学校へ行きました。
 今年は男鹿半島の後鰓類について、男鹿で観察出来た種は、
 128種でした。
  嚢舌目などは、今まで広報係は問題視していなかった為、観察はしているが、
 画像が無いものも多いです。今回は画像が無いものは含まない数です。
 また、男鹿で観察出来た種で、お借りした画像もあり、
 今回の自由研究でまとめられ、数字がでただけでも、良かったと思います。
 これからも、うみうし以外の後鰓類もこのHPで紹介したいです。
                                     記録係



 7月  27日  
  水そうの水交換をしました。
 水そうの中のウミウシ達はとても気持ちよさそうでした
 ヨツハモガニが4匹もいました。
 水そうのクーラーも取り付けました。
  水そうの中にいるうみうしは、アオウミウシ、シロウミウシ、ジボガウミウシ、
 オトメウミウシ、ハナイロウミウシ、ゴマフビロードウミウシの6種6個体です。
  きのうのオレンジ色のコマユミノウミウシは、石・海藻に付いているのか
 見つけられませんでした。
                                     飼育係

ジボガウミウシ

 7月  26日  
  水そうの中で、NEW94種目を見つけました。(残念、93種に戻しました)7/27
 取って来た石に付いていたのだと思います。
 とても小さく、4ミリでした。
  夏に男鹿でミノウミウシを見たことが少ないので、めずらしいと思いました。
 採集月日は、7月 8日、採集の石に付いていたと思います。
 水そうには、ガラスにウズマキゴカイがいっぱいついています。
 水そうの水交換がますます大変です。
                                          飼育係

コマユミノウミウシとにていますが、色彩的にオレンジ系は
はじめてで、94種目でUPします。
コマユミノウミウシは、緑系を年数個体ぐらい確認していますが
上画像はコマユミノウミウシの色彩変異、オレンジタイプと
考えました。
             7/27 記録係


 7月  25日  
  今日、男鹿市で開かれる海岸観察学校に行ってきました。
 午前中は、講師の先生方から、お話を聞きながら採集ました。
 午後からは記録係も参加し、うみうし採集もはじめました。

  観察できたうみうしは、アオウミウシ1個体、シロウミウシ3個体、
 オトメウミウシ1個体、ハナイロウミウシ1個体、ジボガウミウシ2個体です。
 それからキヌバリとナベカも採集しました。
  今年初めて、ハナイロウミウシを観察できてうれしかったです。
  夏なのにうみうしの数が少ないです。
                                          飼育係

海岸観察学校で採集したハナイロウミウシ
キヌバリとナベカは海に帰しました


 7月  24日  海水温 24℃
  南磯に夕方、海水採取にいってきました。波は、ちょっと高かったです。
 今年は幼生の飼育をしたいと思って、記録係といっしょに珪藻のことについて
 勉強しています。

  パブロバ、イソクリシスの入手方法をわかる方はおしえてください。
                                         飼育係


我家の冷蔵庫の奥にあった、2002年からのキートセラスです。
キートセラス(植物プランクトン)は死んでいるものと思いますが、
この次もと、捨てられず、完全密封状態で5年間も保管してしまいました。
 中には、中学生と父親の思い出がキートセラスと一緒にたくさん詰まっています。
いよいよ飼育係の手で、中を開ける時が、どんな臭い? コワイです。
                      記録係


 7月  23日
  水そうの中がきたなくなってきました。
 水こうかんなどの水そうの掃除を早めにしたいです。。
  石に、くもの巣のような形をしているものがたくさんあり、
 何かの巣なのかと思いました。
                                         飼育係

水槽の中のアオウミウシです。


 7月  22日
  シロウミウシの産んだたまごがほとんどふ化してしまいました。
 四つあったうち、二つふ化したので残りの二つはしっかりと観察したいです。
 水そう、の中にはアオウミウシ、ゴマフビロードウミウシしかいません。
 シロウミウシは死んでしまったので、うみうしはたまごを産むと死んでしまうのかと思いました。
  水そうの中でカニのぬけがらがありました。
 同じような種類のカ二がいたので、そのだっぴしたあとだと思います。
  これから毎日のHPの更新、大変です。
                                         飼育係
 
7月  1日、 飼育係は海で転んでしまいました。
転んだ所には、たくさんのウミゾウメン(ウミソウメン)があり、滑ってしまったようです。
ウミゾウメンとは海藻のことです、でも、アメフラシの卵塊もウミゾウメンと言います。
つまり、21日の卵塊も海藻も同じ名前です。
この海藻はとても美味しいそうですが、我家では採取しません。
男鹿半島では海藻、サザエ、アワビ等の貝類の採取は禁止されています。
飼育係に負けないで休み期間中、毎日、新鮮な画像を入れたいと思っています。
                                  記録係


 7月  21日
今日から、ぼくの学校は夏休みです。
夏休みのめあては、
うみうしあめふらしのらんかいを観察したいです。
らんかいのつくりが全然ちがいます。
幼生はうみうしよりあめふらしが小さいので顕微鏡を使って
観察しなければなりません。
もっと顕微鏡の使い方のことも勉強したいです。
夏休み中、HPの更新も毎日がんばりたいです。
これからは、アメフラシはいますが、アマクサアメフラシは全然いなくなります。
たまごを産むと死んでしまうのか?海でもっとしっかり観察したいです。
うみうしとの出会いUできましたので見てください。
感想のメールもどうぞ! お待ちしています。
                                    飼育係

アマクサアメフラシと卵塊(らんかい)、うみぞうめんです
アオサに卵を産んでいます




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