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2009年 1〜6月へ

  12月 26日
  なまはげの里も昨日まで雪も無く暖かかったですが、今日、外は真白、冬将軍の到来です。
 11月から本格的に行っていた、ビデオの編集作業ですが、パソコンの調子が悪く、
 事務仕事まで出来なく、新しいパソコンを購入、何とか仕事は出来るようになりましたが、
 ビデオ編集は、フリーズの連続で、ついにお手上げ状態と成ってしまいました。
 ビデオの編集ソフト、「Adobe Premiere」というソフトですが、パソコンが古いのもありますが、
 動画を入れた時はそんなんじゃ無かったですが、文字入れと成ったら、時間がかかり過ぎで、
 最終的にリカバリーで復活はしたのですが、文字入れのソフトも英文、チンプンカンプン
 何回使っても怖いソフトです。
  14日、採集のミノウミウシの仲間は何回も見たような気はしますが、比べて見ると微妙、
 触角先端部は白色でその下は赤?or 体色、うっすらと赤い様にも見え、角度的に体色が
 濃くなって見えているのか?・・・ むずかしいです。(下画像)
 でも、これが我が家の
うみうしの楽しさ、2008・12・14採集のミノウミウシの仲間を96種目、
 「不明種36」とします。 (海ではピンク、赤タイプの3個体観察)
  海にはヒドロ虫がいっぱい、いよいよ「男鹿のうみうし」の季節になって来ました。
 カナダ、イギリス、世界の寒い所の
うみうしホームページで探していますが、
 名前はなかなかわかりません。
 いつか名前がわかるまで、
不明種は我が家の宝なり、そんなうみうしの楽しみ方です。
 不明種36のページは水槽での撮影が終わってから作りたいと思います。
                                         記録係

別角度からの拡大画像



 (2008年5月15日の書き込みに不明種36を追加したものです)
 頭部形状などコザクラミノウミウシとの違いがハッキリ解ります。
 C と同種か?また「不明種16」とも似ています。
 触角、頭触手の色彩を比べて見て下さい。
 首の長さ(触角、付け根部から鰓突起が出ている、触角と鰓突起に間がある)
 96  2008年12月14日 採集の不明種36
 A A〜C、頭部の形の違い白線あり、首が長い
 B 頭触角の白線が無い、首が長い
 C 頭触角の先端が白色、首が短い
 D  頭部の形が全然違う(エムラミノウミウシと同じ) 
 E  頭触手、触角が短く体長が長い
 F  コヅチミノウミウシ (赤、紫タイプがあります
   コザクラミノウミウシ(緑タイプ)白線がYの字
 H  ピリカミノウミウシ白線がハの字
 94  94種目 頭触手の白線が頭部までつながる

  12月  2日
  12月になって、なまはげの里にもいよいよ、ハタハタがやって来ました。
 小さな時は大嫌いな魚、毎日がハタハタ、あぁ〜今日もハタハタという感じでした。
 近所の店でもハタハタが獲れだすと、売っているものはハタハタより無かった気がします。
 以前は、大嫌いな魚だったはずですが? 
 今は大好き、くせもなく、いくらでも食べれる魚、特に焼いて食べるのが大好きです。
  数年前からハタハタで不思議に思っているのが、卵塊の色です。
 ハタハタの卵塊をブリコといいます。赤、緑、オレンジ、茶、まさに色々です。
 どうして、こんなに卵が色彩的に違うのjか、・・・。
  アメフラシの卵塊(うみぞうめん)にも興味をもったことがあり、初めは緑で、だんだん黄色くなり、
 最後は赤くなっていくのでは?と思ったのですが、観察して、全然、関係ありませんでした。
 どちらも、なぜこんなにも卵の色が違うか、面白いと思いませんか?
  うみうしも卵塊の色が違う種が、・・・・。
                                                 記録係


シラライロウミウシ
今年、男鹿では9月いっぱい観察できました
しっかり見ないと、シロウミウシだと思ってしまいます


  11月  28日
  19日から始まったNHK「熱中時間」ウミウシ熱中人の放送で、アクセスカウンターは
 19〜20日、一日で今まで最高の356人、それから、たくさん人から見ていただいているようで、
 さすが全国放送はすごいです。
 大原さん親子とふだんしない「ウミウシ話」もっとカメラ無しでゆっくりしたかったです。
 いつも我家だけ、一緒にウミウシ観察なんて、サイコー、チョウ楽しかった、2008秋の思い出です。
  放送で我家は「伝説の人」となってしまったようで、「誰が伝説の人なの?」と飼育係からの質問、
 広報係は「家族みんなのことでしょ」ということは、え!清掃係も入るの?・・・。
 親戚や知人など、たくさんの方から電話などいただき、このホームページの事も知らない
 親戚もいたりで、家族みんなで映ったことが、私にとってはとても嬉しかったのですが、
 今年1月、亡くなった、父も一緒だったら・・・、でも、どこかで見ていると思います。
 飼育係と80歳違い、小さな時から二人でお風呂に入って、大の仲よしでした。
  私的に一番印象に残る所は、大原さん親子と乾杯のシーンです。 (ウミウシ話でなくてスミマセン)
 母は最近、ひざが痛いようで乾杯の時も椅子に座ったまま、みんなのコップに届きませんでした。
 乾杯の後、母はとなりの清掃係と二人で乾杯していました。編集はみんなの乾杯の後、二人の乾杯、
 そこまで入れて、さりげない場面ですが編集する人の気持ち、何となく温かさを感じました。
  昨年から作っている我家のビデオは、なまはげの里の生物の話なのですが、こんな温かさを感じて
 もらえる作品にしたく、来月から、広報係、飼育係のアフレコの練習に入る予定です。
 13年間のものすごい量のテープ、編集は大変で、どんな作品になるか?お楽しみに。

 12月 2日から 「熱中時間」18分版が始まります。
  「伝説の人」はどんなふうに放送されるのかな?
                                                 記録係


アオウミウシの卵塊です (右下赤いお花はアオウミウシの鰓)
水槽海水温は15℃、卵を産むと思いませんでした
飼育係、この卵塊どうしますかね?


  11月  17日
  15日は飼育係、県の発表会、朝から会場に持ち込む、うみうしの準備で大変でした。
 今回は本物のうみうしを見てもらうだけでなく、
 「ヒメメリベのエサの食べ方を見てもらおう!」とブラインシュリンプを用意、
 最後に水槽に入れる予定でしたが、ヒメメリベは環境の変化か、なかなか落ち着かない様子で、
 泳いでいる状態、結局、飼育係はブラインシュリンプを水槽に入れないで、終わってしまいました。
 (教室の温度24℃、天気が良すぎて、17℃の海水温は22℃まで上昇)
 でも、教室にいた皆さんから、うみうしを見ていただいたようで、嬉しそうでした。
  結局、評価は低く、飼育係は残念そうでしたが、私が聞いた発表中では一番、
 優れていたと思います。(親バカ)、6年間、頑張りました。  ご苦労さん。
 いつも発表会でお会いしている、クモの発表など、たくさんの素晴らしい絵(図)、
 苦労が見えるような力作もありました。
  私は、自由研究の発表を聞くのが大好きで、子供でなければ出来ないような発想、
 そして、それを実用化させる為に、今もプロの研究者のおとなが一生懸命研究している、
 そんな、素晴らしい感動の発表も以前、聞けたことがあります。
  我家の「うみうし」も完全な小学生の発想です。そして、親が手伝い、弟に引き継がれ、
 今まで来た訳ですが、研究者も少なく、今でも未知の生物という感じです。
  ところで、我家と同じに、うみうしに興味を持って、親子で観察されている、
 リンク集、 koucha & paw のウミウシ探索隊 さん が、9月、男鹿にいらっしゃいました。
 その時の様子を NHK 「熱中時間」 という番組で放送されます。
 どんなふうに放送されるのわかりませんが、我家もチョット映ると思いますので、
 お時間がありましたら、見てください。
 古い家、ハイビジョン放送もある為、クモの巣が映ったら大変、我家では大掃除が行われました。
                                               記録係

  放送日時
   ●18分版
     12月2日(火)BShi 22:00〜22:44
     12月4日(木)BS2 19:45〜20:29
     12月8日(月)BS hi 12:00〜12:44  

   ●13分版
     11月19日(水) 22:45〜23:00 ※総合
     11月21日(金)  8:15〜 8:30 ※BS2
     11月25日(火) 15:45〜16:00 ※総合
     11月27日(木) 11:05〜11:20 ※総合
      (ネット送り枠)
     12月 2日(火) 15:45〜16:00 ※総合
      ※「熱中時間総合版」25、27日は地域により変更あり


15日、早朝、飼育係が撮影、Photoshopで編集(切り抜き)、
発表では「今朝、撮影の6月孵化したサガミミノウミウシです。」
元気よく発表出来ました。



  11月  11日
  うみうし水槽を確認しましたが、サガミミノウミウシはいませんでした。
 7月17日、100個体以上いたサガミミノウミウシは、今日現在、サガミミノウミウシ水槽、
 2個体で、 うみうし飼育の難しさを感じています。
  9日はエサ探し、風、波も強く、男鹿半島北側は無理で、南側、ハナゴケの花園に行って見ました。
 触手を長く出した種がたくさんいて、10cmくらいのハナゴケがついた石を採集して来ました。
 サガミミノウミウシの水槽に入れた瞬間、見事にダンゴ状態、触手を閉じてしまいました。
 温度の関係か?(それから触手は出しません)
 北側、南側は同種か?北側のハナゴケは触手を出した種は少なく、小さいです。
 以前からの疑問、ハナゴケの花園にはオトメウミウシが多く、食べるのか?・・・。
                                         記録係


オトメウミウシとハナゴケ 2007.6



  11月  4日
  2日、広報係と二人、山形県の加茂水族館に行ってきました。
 (財)水産無脊椎動物研究所 「うみうしくらぶ」見学会、我家では初めての参加で、
 初めてお会いした池田様、飼育係がやっと歩ける頃お会いした渡辺様、
 お会い出来てとても嬉しかったです。
  見学会は水槽の裏側なども見せていただき、午後からは水族館内の「クラゲ研究所」で
 白い長靴が似合う奥泉和也副館長さんのお話し、チョウ感激、大変勉強に成りました。
  私の目は、研究所の水槽、そして、前の机にある顕微鏡、いいな〜、ほしいな〜・・・。
 大きなテレビに映る顕微鏡でのポリプ、毎日、見せる事の難しさは想像以上だと思います。
 行き3時間半、帰り4時間半(途中渋滞)、命がけのドライブ(広報係運転免許取得1ヶ月)
 でしたが、クラゲ(私がハマッテいるヒドロ虫含む)は最高でした。
 また、加茂水族館行って見たいです。
  副館長さんのお話しを聞いて、今月の飼育係の発表もこんな感じで出来ないかな?
                                         記録係


鶴岡市加茂水族館内 クラゲ研究所  奥泉和也副館長
「うみうしくらぶ」見学会


  10月  29日
  ついに、我家でもストーブに火が、最近になって温かい日が続いていましたが、
 朝晩は15度以下となると寒ーく感じる「なまはげの里」です。
 水槽の温度も気になりますが、サガミミノウミウシ水槽はヒーターなしで15度前後、
 うみうし水槽は17度、こちらはいつも自然海水温と近くしてヒーターを入れています。
  シロウミウシやアオウミウシは15度を境に動きが遅くなって来ます。
 男鹿の海でも15度を境に急に少なくなります。でも、シロウミウシ、アオウミウシは、
 10度くらいの、1、2月でも確認できるわけで、まだやったことは無いですが、
 10度前後の温度で飼育すると長期飼育が可能で、エサを与えなくてもいいのか?
 今年4月発見の幼体はエサのカイメンから、半年も動かなかったのでは?
 春になり海水温が15度以上になったら動き始める、そして、カイメンを食べてドンドン大きくなり・・・。
  ところで、水槽にいるサガミミノウミウシは冬でも、元気に動きます。
 エサのハナゴケも冬は触手が大きくなり、ハナゴケ自体も大きくなるのかと思います。
 今回の観察が長期に出来たことは、夏でもハナゴケを探せた事が大きな成果につながったのでは、
 27日、確認した所、9個体→6個体と少なくなって、サガミミノウミウシを3個体をうみうし水槽に
 移動させましたが、昨日、多数の鰓突起が確認出来、2個体より見つけることが出来ませんでした。
 初め150個体くらいから、15個体を移し、結局、元のうみうし水槽は全滅でしたが、
 9個体が大きくなって、6個体、今日は二つの水槽で5個体が観察できました。
  話は違いますが、サガミミノウミウシ水槽のヒドロ花が何となく少なくなっています。
 さて、ヒドロ花を食べている犯人は? (飼育係はコマユミノウミウシを疑っているよう)
                                                    記録係

   

サガミミノウミウシ水槽ガラスにたくさん付いている謎の生物?
2mmくらい


  10月  22日
  16日の書き込みで、オワンクラゲとミズクラゲの違いとは?
 オワンクラゲはヒドロ虫綱、ミズクラゲは鉢虫綱つまり、
 オワンクラゲはヒドロ虫ということです。
  私は何でヒドロ虫に興味を持ったかと聞かれたら、
 「うみうし幼生を探すためです」
 『ウミウシ学』の一枚の写真、ヒドロ虫に付いている幼生の写真です。
 幼生を探すには、ヒドロ虫(ヒドロ花)を観察したら何時かは、見つけられる、
 そんな、感じです。
  19日、採集の石に新しいヒドロ虫がいました。
 この石には下画像の3種のヒドロ虫が、今まで男鹿での観察は何種かな?
 (飼育係、目のいい小学生がほとんどのヒドロ虫を探しています)
 「男鹿のひどろ虫」なんてホームページも作り・・・。
                                     記録係

新しく発見のヒドロ虫(名前はわかりません)


ヒメクダウミヒドラ
うみうしはヒドロ虫を食べる時、痛そうに食べることがあります
美味しいものは刺激が強いんでしょう?


キタエダウミヒドラ?


のなかにいるのは生物のようですが、
うみうしの幼生ではありませんでした


  10月  16日
  最近話題のノーベル賞を受賞した、下村脩・米ボストン大名誉教授の新聞記事を見て、
 飼育係は私に「オワンクラゲでノーベル賞をもらったんだよ!」と教えてくれました。
 オワンクラゲとミズクラゲの違いを、海で知っている飼育係はとても興味があったようです。
 
アメフラシで2000年、ノーベル賞をもらった人も、世の中いろんな研究をしている人がいて、
 そのうち、
うみうしでノーベル賞をもらう人がいるかも知れませんね!
 実際に
うみうしで実験などしている話を聞いた事がありますが、実用化できるかが問題、
 実験には、たくさんの個体が必要なようで、「生体を提供していただけませんか?」
 言われたら、「?・・・」。
  以前、我家に
スポンジ(かいめん)の研究している先生から論文をいただいた事があります。
 論文は英文、当時、中学生の広報係は白黒写真より理解出来ない様でしたが、
 こんな研究から、癌の薬が生まれるのか、とても感激していました。
  13日、今季初めて、ヒメクダウミヒドラのヒドロ花を発見! さっそく飼育係と二人で水槽観察、
 「もったいなくて、
うみうしには食べさせたくな〜いです」 ヒドロ花をうみうしから守らなくては!
 花の色はどうして違うのか?別種ではないと思いますが、見ていて、あきません。
                                     ヒドロ花の魔力にハマッタ、記録係
 

ニシキツバメガイ (飼育係撮影)
  最近、飼育係はデジカメに凝って、毎日水槽の様子をデジカメで撮影、
 日記の文章も短く済ませる為かも知れませんが?
 海でもメモ帳代わりにデジカメで記録しています。


  10月  8日
  今日は飼育係の自由研究発表、毎日一生懸命、頑張っている姿を見ていると
 思わず、「頑張れ〜」声が出て、私も手も貸してしまいます。(親バカ)
  5日、9月採集の
うみうし7種を海へ帰して来ました。
 そしてすぐ、今日の発表の為の
うみうしを採集、
 わざわざ放しに行かなくても、そのまま一週間放すのを遅らせればいい気もしますが、
 海水温は少しずつ下がっていて、夏の
うみうしはそろそろ限界では?と飼育係に話したら、
 直ぐ理解して「帰しに行こう」と言うことになりました。
 我家にとって、私にとって
うみうしとは? うみうしはペットでは無い訳で、観察する為の
 生き物、可愛い、綺麗だけではなく、生物としての不思議さ、美しさ、そして、命を感じて、
 10数年間、観察を続けた来た訳で、そんな考え方を逆に子供たちから教えられました。
  飼育係は発表で、自分の大好きなうみうしを、どうしたら理解してもらえるか、
 本物の
うみうしを見てもらう、6年生最後の自由研究は、そんな結論になったようです。
 5日、海で見つけた
うみうしは4種だけでしたが、飼育係は満足だったようです。
  飼育係が発表の小道具(水槽)を忘れたため、私は初めて男鹿市の大会を見ることが
 出来ました。
 発表が終わり、いよいよ
うみうしさんたちの出番、本物の力は、すご〜い・・・。
 「
うみうしパワー」偉大で、子供たちだけでなく、大人、先生まで引き付けていました。
 普段、ほかの人に話さない大好きなうみうしの話、飼育係の楽しい日だったと思います。
  発表を聞いた小学生はどんな感想かな?
 
我家では採集という行為は行っていますが、数日〜数ヶ月観察後、
 同種が海で確認出来うち、元の採集場所、海へ帰すようにしています。

                                            記録係
 

発表の為に飼育係が映したサガミミノウミウシ。(直の状態で15mm)
ピントはサガミミノウミウシでなく、水槽ガラス手前のものさしに合っている、
大きさを測るのだから、これでいいのかな?


「今日のサガミミノウミウシ、15mmでした」
A4サイズに印刷して大きな声で発表出来ました。


  10月  2日
  なまはげの里も先月末から、めっきり寒くなってきました。
 我家の家業も急に忙しく、ストーブの掃除点検、取り付けに追われています。
 今年は、灯油が高く、我家と同じでまだまだ焚かない家も多いようです。
  9月は、いろんな事があって、 ♪〜人生楽ありゃ苦もあるさ〜 
 そんな中で、我家に東京からお客様、楽しい事も多い9月でした。
 リンク集 koucha & paw のウミウシ探索隊親子が男鹿に見えられ、
 海で一緒にうみうし観察、2日目はあいにくの雨、南磯ホームグラウンドでの
 観察は実現せず、「男鹿のうみうし天国」はお見せできず残念でしたが、
 我家で思い切り、うみうし話、ヒドロ虫、ハナゴケ、クラゲ自慢話が出来た、
 家族皆で楽しめた、チョウ楽しい事もありました。 
 (この様子は後でお見せできるかも知れません)
  10月になって我が家では新たなチャレンジ、新しいビデオ制作を始めました。
 昨年、11月も始めたのですが、父の調子が悪く断念、今年の一年遅れと
 成った訳で、私も「減酒宣言」、大学生と小学生、超生物好きの兄弟の
 話のやり取り、考えるだけで楽しいです。
 テープの数もものすごく、編集は大変と思っていましたが、一年間、考えていますが
 考えが上手くまとまりません。
  ビデオ出来たら、たくさんの人に見てもらいたいと思っています。 
ご期待下さい
                                            記録係
 

ヒドロ虫 と ハクセンミノウミウシ


我家に架かったレインボー(rainbow) 9月27日
♪〜涙の後には虹も出る〜
みんなでキレイー、一瞬の出来事でした


  9月  27日
  水槽のサガミミノウミウシは少しずつですが、確実に大きくなっています。
 今一番の問題はこれからどうしたら?
 海へ放すか、それとも、このまま観察するか、
 いつかはこの問題が来ると思っていましたが、こんなに早くとは・・・。
  広報係が今から10年くらい前は、幼生観察は貝殻がどうなるのか?
 その瞬間を見たい、そして男鹿半島「なまはげの里」をうみうしで
 いっぱいにしたいと自由研究で話しました。
  それから中学生になって、ご指導いただいた先生から、人間という生物は
 自分たちの利益になる生物だけを増やす事は良くない、と教えていただきました。
  秋田の人にハタハタの放流は止めた方がと言ったら、非県民と言われるかも知れません。
 でも、ハタハタだけの海になったら、当然ハタハタのエサが無くなり、そのエサを増やして
 行かなければなりません。そして、そのエサのエサ、そのエサのエサのエサと増やしていくことは
 不可能で、結局、最後はハタハタが増えすぎたら何時かは激減する時が・・・。
  では、
うみうしはカイメン、ホヤ、ヒドロ虫、・・・、いろんな物を食べますが、
 もし海に
うみうしがいなくなったら!、海はカイメンの異常繁殖、岩はホヤだらけ、
 クラゲが増え、 ヒドロ虫が増えます。
 エチゼンクラゲの大量発生など問題に成っていますが、自然のバランスが壊れると、
 地球にとって、海にとって、私たちにとって、
自然を守るとても大切な生き物がうみうしでは、
 
地球上で必要の無い生物はいない、海に生物がいなくなったら私たちどうなるか、
 海はどうして綺麗なのか、誰も気が付かない生物が綺麗にしているんだと思います。
  さて、水槽で孵化し、変態して大きく成ったサガミミノウミウシをどうするか?
 うみうしエコ、我家の大問題です。
 
良いお考えのある方、教えて下さい。
                                            記録係
 

サガミミノウミウシ  
9月 25日 飼育係撮影


  9月  18日
  最近、テレビでよく出る言葉、「エコ」何の事かな?
 広報係に質問したところ、Ecology、エコロジー、「生態学だよ!」
 さすが、大学生はよくご存知でしたが、エコって「生態学?」
  山に道が出来、山を削って住宅地が自然環境を壊し出来、エコ住宅が建つ、
 これって、本当にエコなんですかね?
 今、見えるアナログテレビを2年10ヶ月後にはデジタルテレビに、まだ使える物が
 ドンドン捨てられる、家電メーカーはみんなエコに協力しているんでしょうか?
 (アナログテレビでも地デジチューナーがあれば2011年8月でもテレビは使えます)
 最近「エコ」という言葉は商業的に、お金儲けの道具として使われている。(広報係)
  数年前からうみうしを採集することが少なくなった我家では、
 そのエサの生物と環境の関係を勉強することで、新たな発見が沢山あります。
 例えば、フジエラミノウミウシは海藻に付いている小さなヒドロ虫を食べます。
 海藻が大きくなる時にヒドロ虫も増え、それを食べに海藻の多い時、浅い所に来るのでは?
 海藻とヒドロ虫の季節的な関係、そして、この時、自分の子孫を残す為、最高の条件を考えて
 卵を産むのではと考えています。
  水槽でヒドロ虫を観察するには、うみうしは邪魔なわけで、うみうしの種によっては一晩で
 ヒドロ虫を全部食べつくす大食いの種もいます。
 今、観察中のサガミミノウミウシは、親が水槽で卵を産んだので、数日後、親は海へ帰して、
 卵だけを観察していました。
 もし、サガミミノウミウシ(親)が水槽内にいたら、エサを全部食べつくし、幼体のエサは無くなり
 変態しなかったのではと考えています。
 飼育係のエサの与え方は成功しているようで、サガミミノウミウシ(子)は確実に大きくなっています。
 やっぱり我家は、
「うみうしエコ」エコってこんな使い方でいいんでしょうか?
                                            記録係
 

3個体のサガミミノウミウシ(18日朝、9個体観察)
グループ、派閥があるのか数個体ずつが集まっていることが多いです。
ムシャ、ムシャ、食べているのかな? 音はしません。


  9月  8日
  昨日は入道崎方面へ、満潮に近い感じで、雨模様、でも、波、風も無く、
 まあまあのコンデション、雨の中でしたが、ウエットを着てしまえば、海の中でも最高の天気、  そして、男鹿での新しい種、半年ぶり、95種目を観察することが出来ました。
  見つけたのは飼育係、海で確実に新しい種とわかり、何か見たことがあるような、
 1.5cmくらいの個体でしたが、海では判断がつかず、持ち帰り、ビデオ撮影の結果、
 ハクセンミノウミウシとわかりました。
 ハクセンミノウミウシは青森県の深浦などでも観察されていることがわかっていたので、
 男鹿でも、いつか観察できる種と考えていました。
  昨日は、もう一人、お客様(観察助手)が同行されていたので、この方が幸運を
 はこんで来てくれたのかも知れません。
 13年目で95種、100種はいつに成るのか? あと、5種です。
                                             記録係
 会えたうみうし シロウミウシ5、アオウミウシ3、ジボガウミウシ1、ヒメメリベ20以上、
           ハクセンミノウミウシ 1 
 
※近日中にハクセンミノウミウシのページをUPします。

ハクセンミノウミウシ Cratena lineata (Eliot,1905)


緑色の
みのうみうしという感じで、海では頭部の赤い点もわからず、
ビデオで撮影したら、背面、突起の
白い線がわかり、
すぐ、ハクセンミノウミウシとわかりました。
でも、こんなに小さな
うみうしを大きな海で見つける小学生はグーグーです。


  9月  3日
  今朝はみんな「おめでとうー!」の声、誰かさんが、おばあさんに一歩近づいたようです。
 そして、飼育係が待ちに待った本の発売日らしいです。
  私と違い子供たちは本を読むのが好きなようで、
飼育係は新聞もよく見ています。
 二人とも私の子供なので、そんなに頭がいいとかいうわけではないですが、
 普通の人より、海の生き物の名前をチョット多く知っているだけ、それだけです。
  私は本を読むと2〜3ページで眠くなり、最後まで読む本はほとんどありません。
 以前も書いた事があったと思いますが、小学校の図書館では図鑑を見るのが大好きで、
 図鑑の昆虫採集の仕方など見て、早くこいこい夏休みという感じでした。
  水槽のサガミミノウミウシは11mmくらいに大きく成ったようですが、
 水槽のガラスに4個体がいたので、エサが少なくなってきたのかな?
 11mmと3mm、同じ卵塊でも、どうしてこんなに大きさが違うのか、
 エサがなくなると小さくなって、食べると大きくなるのか、もっと観察はしたいですが、
 個体数(8/30 9個体)を減らして半分くらいは海へ帰したらとも、飼育係と話しています。
 ところで、今、起きてきた広報係「おかあさん、また一つ年とったね!」と一言。
                                            記録係
 

何を食べているのかわかりませんが大きく成っています


いつも伸びた状態で書いています。 3mmくらいと思います


  8月  29日
  なまはげの里は、寒くなったり、暑くなったり、昨日から、夏に戻って蒸し暑く、
 寒暖の極端な天気です。
 そんなのに関係あるのか?飼育係は夏風邪のようで、一昨日からお休み、
 今日はだいぶいいようで学校に行けるみたいですが、今週末、海に行くことに
 清掃係のお許しは出ないと思います。
  今年はサガミミノウミウシのエサ採りの為、男鹿半島の北磯側がほとんどで、
 夏は南磯側に比べると、種、個体数とも少ないです。
 28日、水槽のガラスについていた個体は10mm、何を食べているのかわかりませんが、
 大きくなっていることは事実です。
  うみうしの同種を2個体以上入れて飼育すると、一個体が死ぬと、他の個体も
 死んでしまうことが多いです。多分死ぬ時、なんらかの毒性のあるものを出すのでは?
 と我家では考えていますが、以前石に付いていた数cmのイワガキが死んだ時は、
 水槽が濁るほどで、10種くらいいた
うみうしも全部死んでしまいました。
  巻貝の仲間は死ぬ時(死んでから)何らかの毒性を出しているのでは?
 水槽での飼育では元気のない個体は早めに海に帰し、少ない個体数で観察の方が
 いいと考えています。
  サガミミノウミウシが孵化した水槽では、100個体以上確認出来ましたが、
 現在は1個体もいないようです。
 15個体を別の水槽に移し観察していますが、今日は8個体が確認出来ました。
 0.4mmから観察のアオウミウシは、7月19日を最後に確認出来ていません。
                                            記録係
 

7月19日 撮影



8月 28日 撮影
サガミミノウミウシ 3個体


  8月  10日
  飼育係、毎日のべリジャー幼生観察たいへんです。
 金魚鉢水槽のシロウミウシは4つの卵塊を産んでくれましたが、
 水槽が小さいわりに、四つは多すぎたのか、卵塊に赤い部分が出てきました。
  ベリジャー幼生が死んだのかと見ましたが、卵の中は元気に生きていました。
 卵塊は卵をゼリー状のものでつなげています。
 顕微鏡で見たところ、そのゼリー状のところに赤いものがあり、
 細菌のようなものか?いずれ卵にとっては、いいものではないと思い、
 色が付いた卵塊を除去し、3つの水槽に分けました。
  下画像は飼育係が、毎日、観察の金魚鉢水槽の卵塊です。
 撮影(動画)は私と二人で行っていますが、それからは飼育係一人の作業、
 静止画で取り出し、大きさを整え、画像を軽くし、ホームページに貼り付けます。
  撮影に使っているビデオカメラは、特殊な、高価なレンズ?を付けます。
 ペットボトルで作ったものですが、どうして、これで映るのか?
 私の頭(小学生レベル)では理解出来ませんが、顕微鏡撮影をしていたら偶然映って、
 今までの動画画像では考えられないくらい、綺麗、鮮明です。(私レベル)
 ペットボトルの先についている物が顕微鏡の対物レンズで、我家のあった
 物だけで制作した為に制作費は0円、水槽のガラスに付いている卵塊を
 ガラスから数ミリの距離で撮影しています。
  子供の自由研究のお手伝いからスタートして、ウミウシにハマッタ、 オヤジ、
 今年で飼育係も6年生、最後の自由研究になるのか? お手伝いが出来なく成るのか、
 数日前、広報係、「お父さんのような人が講師で、大学生に話してくれる人いるよ」
 でも、来年からはどうしようか? 
  これからが本番、我家恒例の「夏休み自由研究」 みんなでワイワイ、ガヤガヤ、
 飼育係は先生がいっぱい、たいへ〜んです。
                                            記録係
 

シロウミウシ ベリジャー幼生


顕微鏡の対物レンズ、クローズアップレンズNo.10、ペットボトル、
アルミテープで作っています。
ビデオカメラにクローズアップレンズが付けられるものなら簡単です。
興味がある方は作り方を教えますのでメール下さい!



  8月  2日
  飼育係は毎日の観察記録、5つの水槽の管理、大変です。
 ろ過海水の中で卵を産んでもらったら敵が少なく、金魚鉢は観察しやすいのでは、
 産んだ瞬間から観察するつもりが、1日、シロウミウシ金魚鉢水槽は卵塊があり・・・。
 金魚鉢水槽には死角がありました。(真上からは全然見えませんでした)
  ろ過海水、減菌海水を作り、撮影、静止画取り込み、画像編集、HPの書き込みなど、
 昨年のことを思い出して、何とか一人で出来るように成りましたが、でも大変です。
  パブロバもとても高価なエサ、飼育係は自分のお金で買う事にしました。
 「そんなに高いエサを小学生が買うの!」といわれるかも知れませんが、
 ソニーのPSPを買うのと同じような、ソフトを買わなくて良いだけ、ゲーム機から見たら、
 ずっと安い物と思います。(飼育係、ゲーム機は持っていません)
  以前、広報係が「僕のおこずかいはほとんど、うみうしに食べられている」
 そんなこと言っていた気がします。  (でも、大学生はPSP持っているような・・・)
 8月、いよいよ夏本番、観察2008 ガンバレ〜
                                            記録係
 


サガミミノウミウシの水槽です。
移した全個体がこちら(石 やく7cm)に集まっているような、
何かを食べているのかと思いますが、・・・?


本を見ながら飼育係が、ろ過海水を作っています。
(見ていた本は、 『生命 PLANET OF LIFE』 さすが〜)
おばあちゃんの老人カーに灯油用ポリ缶を上げ、海水を落とします。
台所用水切りにミュウラーガーゼ、海水はエアーチュウブで少しずつ、
はじめて、ろ過海水を作った時は、コーヒー用のろ紙で作りましたが、
数時間たっても、バケツ半分も出来なかったです。
飼育係の8月は、うみうし観察、北京オリンピック観戦、いそがしそうです。


  7月  30日  海水温(7/27) 28℃シロウミウシ採集場所
  27日、サガミミノウミウシのエサ探しのため、海へ行って来ました。
 私の5mmのウエットスーツは厚すぎて、チョット暑め、飼育係3mmでチョウドいいよう、
 でも、サザエのおじさんの海以外では、サザエ泥棒と間違えられるので、
 ウエットスーツは着ません。  (貝、海藻の海産物の採集はしません)
  波、風はありませんでしたが、雨が続いたせいか透明度は悪く、2〜3mくらいか、
 アオウミウシ、シロウミウシ多数、オトメウミウシ5個体、お弁当持参で
 人もたくさん、「
夏休み、夏だ、海だ、うみうしだ〜!!」 
  飼育係は目的の夏のヒドロ虫2種を見つけることが、小学生の目は鋭いです。
 サガミミノウミウシ様がお口に合って、問題はお食べになるかどうかです。
 でも、ハナゴケなどは見つける事が出来ませんでした。
  ヒドロ島横のシロ、アオのコロニーの谷にはいつものように、たくさん、シロウミウシも、
 おおきい5cmくらいの個体がたくさんでした。(その内2個体採集)
 コロニーの谷にはカイメンはあまり見つけられませんが、いっぱいあるんでしょうね?
  28日朝、採集のヒドロ虫のヒドロ花を撮影していたところ、花の中に動くものが?
 何と、クラゲ!! ヒドロ花の遊離クラゲを発見、ビデオ撮影に成功することが出来ました。
 計測したところ、クラゲの傘径は400μmくらい、小さなクラゲです。
  サガミミノウミウシ、採集のヒドロ虫2種には付かないで、アオウミウシの食べる
 カイメンが付いている石(エサ用に採集)に付いているよう、撮影後テレビで見たところ、
 この花(最下画像矢印↓)のようなものは、コケムシか? とにかく小さく、しかも透明、
 肉眼で見つけることは不可能と思いますが、ミクロのウミウシ眼を持つ
 うみうしファミリーは採集に成功、現在はうみうし様との会話も心掛けています。
  今年、飼育係、自由研究の標語は↓に決定しました。
  「
夏休み、夏だ、海だ、うみうしだ、うみうしさんとお友だち!!
    
〜うみうし妖精に会えたら最高、うみうしさんとお話ししよう〜
  飼育係、幼生の観察、夏休中、HP観察記録2008、毎日更新だそうです。
                                            記録係
 

キタエダウミヒドラ?
茎は違うがヒドロ花は似ている


カイメンに根を張っている、カイメンごと採取


何か花の中で動いていると思ったら
クラゲはオレンジいろのところ全部、
以前オオタマウミウミヒドラを観察したのでクラゲとわかった


遊離クラゲ、ヒドロ花はなれる瞬間を撮影成功
何処に行くのか小さなクラゲに感動の瞬間


大きさを考えて見てください
3〜4mmのサガミミノウミウシの頭の大きさは?
口の大きさは?となり矢印↓の花のようなものは?
食べるか食べないかわかりません
「サガミミノ様はどんなものがお好きですか?」
気持ちは通じる、水槽に向かって話掛けているが・・・。


  7月  23日
  20、21日に青森の下北半島へ行って来ました。 
 「むつ市 海と森ふれあい体験館」という川内町の施設を訪ねました。
 海がすぐ近くにあって、とてもきれいな所で、
 施設の中の水槽にウミウシもいて、陸奥湾の海のことを教えてもらいました。
 五十嵐館長さんと一緒に海に潜って、男鹿の海とは全然違い、
 イトマキヒトデが2倍も大きかったり、コシダカガンガラも男鹿よりずっと
 大きかったです。
  2日間で観察出来たウミウシは、エダウミウシ1個体、コモンウミウシ6個体、
 シラユキウミウシ1個体でした。クロミドリガイはたくさんいました。
 車で6時間と遠かったですが、ムツサンゴ、陸奥湾の生き物について教えてもらい
 とても勉強になり、楽しかったです。
                                    今日から夏休みの飼育係

   NPO法人シェルフォレスト川内  むつ市海と森ふれあい体験館 
   http://www.mutsu-taikenkan.jp/

館長さんから話を聞いています

頭部の樹状突起が8本なのでエダウミウシです(触角で2本が見えない)
(ヒメエダウミウシは樹状突起が6本です)


  7月  19日
  17日夕方、仕事から帰って水槽を見たところ、?・・・。
 「あれ、これ・・うみうしかな?」 玄関入り口に水槽がある為いやでも見える。
 さっそく駆けつけた飼育係、
 「これ、サガミミノウミウシだよね」
 でも、水槽にサガミミノは入っているはずは無い。
 「たいへんだー、これぜんぶ、うみうし!!」
 何と水槽のガラスに数ミリのサガミミノウミウシが、
 そして、ヒドロ虫が付いている石には、ぜんぶうみうし。
 100個体以上はいるよう、スゴーイです。

  サガミミノウミウシの卵塊から孵化し大きくなったものと思われます。
 卵塊は観察するか?飼育係はサガミミノウミウシは食性がわからない為、
 幼体の観察はパスしてしまった為、水槽内で孵化した卵塊はほったらかしのまま、
 もしかして、それがよかったのかも、昨年から幼生飼育を頑張っている飼育係にとって、
 成功 or 大失敗、飼育係は水槽の中には珪藻、そして、幼体が大きくなる為のエサが
 有るのか?でもこんなに簡単に、そして、これからどうしよう・・・。     記録係 

右下に見えるのがものさしです 計測 7mm
3〜5mmの個体が多いです。
7mmということは何を食べて大きくなっているのか


ハナイロウミウシの右側ピンク色はぜんぶ、サガミミノウミウシ


7/16書き込みの不明種2を撮影(13日)した時、ピンク色は何と思い撮影、
撮影時はハナゴケ?かな、サガミミノウミウシとは想像もつきませんでした
 この画像でうみうしと思いますか?



  7月  16日
  13日、夕方遅めでしたが、我家のホームグラウンド13年間観察の
 男鹿半島、南側海岸(最近は北側がほとんど)に久しぶりに行きました。
  アオウミウシのエサとり&観察に行ったのですが、結局カイメンは探せませんでした。
 波は少し、潮が引き、好条件のわりにうみうしの個体数は少なかったです。
 10年くらい前と比べて個体数は確実に少なくなっています。
  はじめ、飼育係が小さなアオウミウシを見つけ、シロウミウシ、オトメウミウシ、
 そこで、大きな黄色いうみうしを発見!! 95種目かな?と二人で話していましたが、
 どこかのホームページで見たことがあるような? さわった感じはイソウミウシのようで硬く、
 黄色種、イソウミウシより、かなり大きい4cmの個体、家でPCに向かって飼育係、
 「不明種2 じゃないの!」 撮影後比べたら、我家の不明種2のようでした。
 でも、調べたら10年ぶりに観察出来たわけです。
 昨日15日、仕事が終わってから、飼育係と二人、不明種2を採集場所に帰して来ました。
 海ではたくさんのイシガニがいたので、捕って来てジャガイモと一緒に味噌汁に入れたら、
 とても美味しかったです。
  
飼育係日記によれば、13日、海水温26℃、観察のうみうし、アオウミウシ10個体以上?、
 シロウミウシ4個体、ハナイロウミウシ1個体、コモンウミウシ1個体、ユビウミウシ1個体、
 オトメウミウシ3個体、不明種2 1個体。

  1時間で、0〜30cmの深さで、うみうしを20個体以上も観察出来たので、少ないと言っても、
 すごい場所なのかも知れません。
                                          記録係

   


    不明種2 1998年3個体記録


 4月、4mm → 17mm くらい 3ヶ月で4倍の大きさ
半年以上水槽にいるアオウミウシをいつ海へ帰すか考え中です



ジャガイモ畑の雑草に付いた、さなぎを持ち帰り観察、
5日目で孵化し5匹全部ナミテントウでした
(5日間も、さなぎでいる事にビックリ!)


  7月  11日
  7月9日、アクセス8万人を超えることが出来ました。
 いつも見ていただいてありがとうございます。
 2001年9月23日からカウンターはスタートしていますが、
 その日は、Yahoo!! に登録された日、それまでは一日数人程度、
 学校の友達、身内、がほとんどでした。
  ホームページを作り始めたのは4月頃だったと思います。
 広報係が小学校6年生の時、ワードでうみうし図鑑を1年がかりで作り、
 それを元に、ホームページビルダーで立ち上げ、当時、「男鹿」で登録されている
 HPは4〜5人くらい、「男鹿」「なまはげ」で検索するとトップページには必ず
 「なまはげの里から 男鹿のうみうし」がありました。
  結構、HPからのメールも多く、「男鹿に修学旅行でいきますが、お薦めのスポットは!」
 「男鹿に行きます。お昼ごはんを食べる所を教えて下さい」半分くらいはうみうしネタでは
 ありませんでしたが、中学生、おやじコンビで楽しい返信メールを返していました。
 最近はメールが来ることも滅多になく、飼育係も暇そうにしています。
  HPを始めたきっかけの一つは、私の友人に「吉運商店」というのがいまして、
 自分の店のホームページをPCを買って数ヶ月で作った話を聞き、それでは我家でも。
 名前から判断して、まさにインターネット時代の悪徳金融のような名前ですが、
 普通の米屋さん、吉運とは先々代の名字、名前から、一字づつ、でもすごい名前です。
  数年前、自宅隣の米倉庫(倉庫内ではありません)の上で二匹の大きな、
 みごとな青大将がいた写真等、さすが、「HPで公開したら」と言った所、「米が売れ・・・」。
 農家からお米を買い上げ、息子さんと二人、農産物検査員の資格を持っている、
 あきたこまちを販売しているお店です。
 吉運の「あきたこまち」みなさんもどうぞ! インターネット販売もしています。
  ところで、下画像は我家のジャガイモ畑、ナミテントウの幼虫、さなぎ、
 そして、かなり珍しい一部青色のアマガエルです。(全部青色は結構いるよう)
 一部だけなので、少しだけ吉運があるのかも知れません。
                                          記録係

  吉運商店  http://ww5.et.tiki.ne.jp/~yoshiun/ 
   

ナミテントウ、かわいい幼虫たち


さなぎ、動きません
(自宅持ち帰りで観察中)


一部青色のアマガエル
デジカメを向けたところ、都合が悪いのか、逃げる、逃げる
(撮影場所 ジャガイモ畑 B−2)


  7月   7日
  今日は恵みの雨で早朝の農作業もお休み、PCに向かっています。
 今年、春から「なまはげの里」は雨が少なく低温状態で異常気象が続いていますが、
 胡瓜、茄子、トマトも春の種まきから2ヶ月たっても、なかなか大きくなれず、
 畑のジャガイモも小さく、早めの収穫時期が来てしまいました。
  テントウ虫も春は数が少なく、無農薬の我家では手でつぶしていたのですが、
 6月末あたりから幼虫も大量に発生、無農薬は手間がかかり大変です。
 毎日、葉に付く、たくさんの虫を見て、正義の味方ナミテントウの幼虫を発見!
 テントウ虫も飼って見たいと思ったり、アブラムシ、昆虫の世界も楽しそうです。
 昔の農業は科学薬品を使っていなかった訳ですから、どんなふうにテントウ虫、
 アブラムシと戦ったのでしょうか? 大変興味があります。
  昨日はアブラムシ対策にどんな方法があるかインターネットで調べて、牛乳、木酢液、
 たばこ等わかり、牛乳を薄めて噴霧器で、どのくらい効果があるか楽しみです。
 農業1年生の私(留年を繰り返し「クレヨン伸ちゃん」のような感じ)、
 近所のおばちゃん達を先生に「薬をかければ簡単!」との意見を聞きながら
 悪戦苦闘の毎日です。
  うみうしの事も同じですが、1年生とはいいもので、みんなが親切に教えてくれます。
 まさに、初心に帰って1年生から、はじめて、アオウミウシ、シロウミウシを見たときの
 感動を忘れず、うみうし観察を続けて行きたいです。
  さて、今年の我家の6年生、飼育係の自由研究は・・・ ?。 
 

2週間観察のアオウミウシを飼育係が元の採集場所、
海へ帰しています。


入道崎、 日本海北緯40度から見る夕日
男鹿半島へ一度どうぞ!!


オオニジュウヤホシテントウの幼虫
(毎日、手でつぶしています)


ホームセンターで販売していた トマト、茄子の苗。
1個10円で売っていたので、思わず買ってしまった、
トマトはキリンのような細長い茎、 ナスは葉が落ち黄ばみ、
10円のトマト、茄子はどうなるのか! 無駄な出費(12本で120円)か?


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