今日の入道崎、西の風、23m、チョット海へ行くような天候ではないようです。
今日は文化の日、たまに海の話(理科)ではなく、菅江真澄の話(社会)を書きます。
二十数年くらい前の事ですが、県外の方から、
「菅江真澄が碁盤石(恩荷奴金風)の事を書いていますが、今でも見る事が出来ますか?」
私の質問の返事は、
「現在は何処にあるのかわかりません」
碁盤石の事は本では知っていましたが、碁盤石?・・・。
その話を近所の囲碁の好きな人に言うと、石を探しに行こう、
雪解けを待って草が無い山に入りやすい春、何回か寒風山山麓に探しに行きましたが、
見つける事が出来ませんでした。
後でわかったのですが、真澄が書いている「仙人が囲碁をした」その意味、
囲碁の事を爛柯(らんか)とも言うそうで、
中国の昔話、仙人が囲碁をしているところを見ていた木こり、
自分の斧の柄を見たら腐って、そんなに時間が経っていた、
浦島太郎のような話です。
その仙人が囲碁をしていたような碁盤の石だと思います。
ところで、我が家の調査員が昨年その碁盤石を見つけました?
場所は秋田県立図書館、五里合の方が50年くらい前に書いていたそうで、
滝の頭の池の中にあるよう、渡辺斧松が水を引く前に池が無く、
今は池の中に眠っているようです。
山ではなく、池の中を探さねば!!
滝の頭の碁盤石、どんな石なのか? 男鹿の新しいロマンが生まれました。
記録係
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後で滝の頭の画像を入れます
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