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  12月 1日 
  昨日は広報係の仕事が休みで、久しぶりのうみうし画像探し、
 プリンターで印刷の50種くらいから、30種を選びました。
 選んだのは・・・、 二人とも個性がありすぎて一般人向きの種を選べない?
 そこで登場の清掃係、結局、あれがいい、これがいい、3人でワイワイガヤガヤ。
  何年ぶりの光景、小学校の自由研究もどれがいいか、
 親子でなかなか決まらなかったような気がします。
 50種のうみうしがA4判で部屋中でした。
 写真用紙、インクもどんどん無くなり、30個の額(100円Shop)に入れました。
  もう1週間くらいで展示があるようで、場所は船川の使われなくなった工場、
 日時等決まればお知らせします。
                                          記録係


飼育係、4年生の時の自由研究(10年前、秋田大学)
絵の下手な飼育係は写真を切り抜き
模造紙に貼っていました。
今、大学二年生、うみうし系ではなく、文系です



  11月 8日 
  日曜日の6日も海へ行きましたが、波が2〜3m、全然海へ入れるレベルでなく、
 結局、そのまま戻り、昨日の月曜は干潮に合わせて午後、仕事の途中で海へ、
 波はありましたが、5分くらい海へ入って何とかエサを見つけて来ました。
  サガミミノウミウシが水槽のガラスに付いたら、エサが無くなっていると判断しています。
 ガラスに付いて1週間くらい、早くエサをとは思っていましたが、天候には勝てません。
 今の季節、波が高くなるので、エサ取りも命がけです。
 9月、1時間くらいで、やっと一個見つけたハナゴケですが、
 昨日は、5分で二個(石に沢山付いているもの)、9月とまるで違い、すぐ見つかりました。
  ヒドロ虫は満開、ハナゴケも沢山、海の中は春のようです。
 いよいよ、「男鹿のうみうし」の季節です!!
 たった5分でしたが、海の中の景色は、春爛漫?うれしくなりました。
  (ハナゴケが付いた石を採集していますが、数週間で石も元の海へ返しています)
                                             記録係

サガミミノウミウシ やく1cm
まわりのオレンジ色がハナゴケ


触手出すとこんな感じ、
八方サンゴの仲間なので、触手は8本です
触手を縮めるとオレンジ色の小さなお饅頭のようです


  11月 1日 
  11月なまはげの里、だんだん寒くなって来ました。
 10月に観察の1cmくらいのアオウミウシ、見た感じでは背面の黄色の線はわかりますが、
 その両側の点はわかりませんでした。(無いものと思っていました)
 カメラで拡大して撮影したところ、正中線の両側に点があることがわかりました。
  今まで小さな個体(1cm以下)は点が無いのが普通と思っていましたが、
 結局、体幅2mm以下で、点は小さすぎて見えないのが当たり前で、
 9月5日書き込みの点の無い個体は、珍しいとわかりました。
  2mmの体幅の正中線が0.1mmだとしたら、半分くらいとして、
 点の幅は0.05mmくらいですかね?
  9月4日と同じ画像ですが比べて見て下さい。

                                             記録係

やく1cmのアオウミウシ


やく4cmのアオウミウシ
点の無い個体、でも、アオウミウシ


   9月 5日       (9/ 4)海水温26度  気温30度
  昨日、男鹿半島北側へ、ウエットスーツで海へ入ると、暑くもなく、寒くもなく、
 海はいい温度、気温は30度、まだまだ残暑厳しい、なまはげの里です。
 夕方でしたが、1時間くらいで、アオウミウシ10個体、クロシタナシウミウシ1個体を観察、
 シロウミウシは見つけることができませんでした。
 海には大きなサザエが沢山、アワビもいますが、我が家では海産物の採集はしません。
  先週の28日、2時間くらいで、20個体のアオウミウシ、シロウミウシが5個体、
 今日も時間をかければ、もっと観察出来たかもしれません。
  アオウミウシが集まっている所は先週とだいたい同じで、
 例年、シロウミウシもここに多くいるのですが、今年は断然アオウミウシが多いです。
  さて、下画像はアオウミウシですが、1枚目は、3個体いますが、
 2個体が交接中だと思います。
 2枚目のアオウミウシ、背面の黄色点が無い個体で、結構珍しいです。
 小さな個体(1cm以下)はよくいますが、4cmくらいでは珍しいと思います。
                                             記録係

交接中は体右側に風船のようなものが出てきます


背面の点線がありません。
点ではなく、筆で書いた様な線が有る個体もいます。
背面の模様ですが、鮮やかな黄色に真っ赤な触角、鰓、
もっと色の派手な個体もいます。


   8月 21日 
  今年初めての男鹿半島、南磯海岸、我が家のホームグラウンド、よく通った磯です。
 広報係、飼育係と小学校の夏休みは毎日のように通い、
 二人とも自由研究、夏休みが終わり、学校へ模造紙5枚を持って行くまでが大変でした。
  さて、今日の海、凪もよく、風が弱くフォロー、最高の条件です。
 1時間半探して、1種、アオウミウシ1個体、残念と言うか・・・。
 以前なら6〜7種は普通で、まさに「うみうし天国」数十個体、今日は1個体。
 どこが、どう変わったのか? はっきりわかりませんが、ガックリ言葉が出ません。
  以前より海藻が多くなった気はしますが、数年前から極端に少なく、
 男鹿半島の全体が少なくなっている気がします。
 結局、最近は北側の磯より行かなくなった訳で、
 以前、夏は南側、冬は北側、種もまるで違い、南側は個体数も全然多かったです。
  こんな海(生物が少ない)を見ると、どうなってしまったのか、これからどうなるのか?
 海の怖さを感じて帰って来ました。
                                              記録係


アオウミウシ(2cm) 


   7月 24日 
  昨日、今日と海へ行って来ました。
 水槽にサガミミノウミウシの幼体が確認出来た為で、親を入れておくと
 親にエサが食べられてしまうため、親は海へ帰して来ました。
  オキウミウシも海へ帰そうと思い飼育係と二人で探したのですが、
 見つけることができませんでした。
 まだ水槽内にいると思いますが、エサがない状態ではドンドン小さくなってしまわないか?
 心配です。
  ところで、サガミミノウミウシは8個体までは確認したのですが、
 どれだけの個体数かは、まだまだわかりません。
 小さな個体は突起の数が2対で1mm以下だと思います。
 とにかくエサを増やしてと思い、23日、3個の石(ハナゴケ付)を採集して来ました。 
 もう少し様子を見て、水槽の掃除と、水交換をしたいです。
                                              記録係


上画像には何個体いるかわかりますか?


突起の数が2対の個体は肉眼では全然わかりません。
ほとんどが個体が一つの石にいます。
ベリジャー幼生の時に石(ハナゴケ)に付いて変態すると思っています。



   7月 21日 
  朝に水槽を見て以前から気になっていた、透明なホヤの仲間だと思うものが多くなり、
 今日は触角に見えて、何でもうみうしに見える「うみうし病」が少し悪化。
 気になってビデオカメラを覗いたら、ラッパの中から触角が出ているタイプです。
 透けて見えるので、メリベウミウシ?と思って見ても、大きな口はありません。
 いずれ、男鹿観察の
104種目、え〜大変です、病気ではありませんでした。
 採集日は???、7月15日かな? 大きさ1cmチョット、
 オキウミウシかな?   水槽の中にいます。
  うみうし様(神)が我が家にプレゼント、ありがとうございます。
 突然現れる、こんな不思議な我が家の「うみうし水槽」、今まで何回もありました。
 103種目が2014年4月、2年以上、とにかくうれしいです。
                                              記録係






ラッパの中から触角が出ているので、スギノハウミウシ亜目
オキウミウシ?

ビデオでは、もっとはっきり特徴がわかります




   7月  15日 
  6〜7月と海へは行っているのですが、ビデオカメラが壊れてしまい、
 修理に出して5年保証付までは良かったのですが、それから2週間くらいで
 連絡があり、有料の話かと? 
 説明では熊本の工場が震災で部品の供給が出来なく
 修理期間が長くなるとの事、購入2年目、どうしようも無いですね!!
  ところで今年は「お父さんの自由研究」小学生レベルの私、
 ハイビジョン用ペットケンに改良して卵塊を撮影、何とか成功はしましたが、
 72mmのクローズUPレンズは高価でした。(6,135円)
 ハイビジョンバージョンは製作費6300円くらい掛かってしまいました。
 そして、今まで成功のサガミミノウミウシで観察はじめたのですが、
 親の2個体を入れたままで、予想外の食べっぷり、幼生のエサが無くなった
 可能性もあります。
  親が一緒だと問題は、夏期、海でハナゴケが少なくなり、エサ探しが大変です
 小さなサガミミノウミウシが現れるのか、・・・。
 早朝のエサ探し20分で出会ったうみうしは、アカエラミノウミウシ、
 オトメウミウシ2個体、シロウミウシ、夏のうみうしの季節がきました!!
                                          記録係




上画像の1週間後、下画像では黒い点(目)が確認できます
いずれ、動画の方がわかりやすいです




   5月  20日      (15日) 海水温 14度  気温 22度
  15日、朝の干潮に合わせて、男鹿半島北側へ、風はフォロー、べた凪、
 今年最高の天候です。
 ヒドロ島でキタエダウミヒドラを探したのですが・・・。
 今年は少なかったのか?それとも季節的に終わってしまったのか、
 何とか花がほとんど無い個体を見つけることが出来ました。
  クロシタナシウミウシ、オカダウミウシ、オトメウミウシ、サガミミノウミウシ、
 エムラミノウミウシ、ヤマトウミウシ、6種、計12個体を観察。

  ところで、4月、秋田NHKにDVDを置いて来ました。
 昨晩、NHKからの連絡で、
 本日、
20日、PM 6:30すぎからの放送 『ニュースこまち』ビデオ便りコーナーです。
 マイクが悪かったのか?音声が割れて残念でした。
 広報係のナレーションもあります。
 秋田県限定で、2分くらいの「うみうしハイビジョン映像」お楽しみ下さい。
 
                                          記録係


さて、この卵は誰のですか、探しましたが母はいませんでした


オトメウミウシ
いつもは丸くなっている事が多いのに、この子は長いんです、スマート。

秋田だから 「オトメこまち」 かな?



   5月 3日 海水温 13度  気温 20度
  連休は今日を逃したら好天はなさそう、チョット遅めで海へ。
 車も多いです、でも、駐車場はまだ空いています。
 風はフォローですが、波は少し、ヒドロ島は白波があります。
  まず、4月24日採集のヒメクロモウミウシを海へ帰し、それから観察。
 海水温ですが、採集場所の磯の温度等を書いていますので、
 磯の場所によってかなり違い、潮だまりの中は夏場では40度を超え、
 温泉のような事もあります。
 浅い海はそれだけ水温の上下が激しく過酷な条件かもしれません。
  初めにエムラミノウミウシ3.5cmを観察、サガミミノウミウシ、オトメウミウシ、
 卵塊を発見、うすピンク色、3個、イタボヤに産み付けていたので、付近を捜すと
 想像どうり、ネコジタウミウシ3cm、残念ながら1個体しかいませんでした。
 外海が15度以上になると、アオウミウシやシロウミウシが観察できます。
                                          記録係


女川海岸 2016、 5、 3、

私が小さな時、我が家近くの春の浜もこんな景色でした。
海が荒れた後、海藻が打ち上げられました。
今、砂浜に海藻はありません。
打ち上げられるのは、ゴミだけです。


アラメ、ワカメ、1年分の海藻を拾いました。(昔、海はみんなのもの)
残った物(海藻)は畑の肥料に成りました。

女川海岸で昔、打ち上げられた海藻が腰まであったそうです。
もう何年たったらゴミだけの浜に成るのか?



   4月 24日 海水温 17度  気温 16度
  男鹿半島北側へ久しぶりの晴天ですが、真横の風が強く波は少し、
 干潮に合わせて行ったのですが、潮も引いていませんでした。
  エムラミノウミウシ、サガミミノウミウシを観察して帰ろうかと思っていたら、
 黒いのが流れて来ました。
 うみうしでしたが、いつものヒメクロモウミウシとなんか感じが違うような・・・。
 大きいんです、計測18mm、そして、突起も長いような、我が家の初観察は
 2001年3月、ビデオテープを探して比べてみましたが、違いがよく分かりません。
  結局、今まで見た種の大きいタイプようで、突起の形が長いようです。
 残念ながら、104種目ではありませんでした。
 でも、18mmのヒメクロウミウシはもしかして、日本記録かも知れません。
                                              記録係


ヒメクロモウミウシ  Aplysiopsis minor (Baba 1959)

ほとんどの本では1cmくらの種のようで、
体長18mmは、触角が小さく見えてしまい、
背面突起の感じも長く、違う種に見えます。





   3月  27日 海水温 12度
  数日続いた風のせいか、波は少し高め、
 2月の中頃からズゥート春休み中の飼育係、あと2週間くらいで長い春休みも終わります。
 大学生はいいですね!
 海へ久しぶりに来たのですが、今日は海岸清掃、ゴミ拾いです。
 特に面白そうなゴミは無かったそうです。
 天気は良かったのですが、うみうしの観察はゼロ。
  最近、我が家の清掃係はゴミ拾い活動に参加が少なくなっています。
                                              記録係


ゴミ拾いする大学生

男鹿市指定ごみ収集袋(大)に1個
です。
なんとなく、何故かわかりませんが?楽しそうでした。





   2月  28日 海水温 9度  気温 4度
  2月11日に採集のエダウミウシと採集日不明のエムラミノウミウシ2個体を海へ帰して来ました。
 水槽のヒドロ虫の花が無くなっているので変だとは思っていましたが、
 10mm、5mmの2個体が水槽に姿を見せました。
 ヒドロ虫を採集した時、石にいる感じはなかったので、1mm以下の小さな個体が
 数週間で大きくなったのかと思っています。
  初めは水槽の環境が悪くて花が落ちてしまったのかと思っていました。
 以前、エムラミノウミウシが貝殻に穴をあけて巻貝を食べてしまったのを見たことがあります。
 エムラミノウミウシはイソギンチャクも食べ、何でも食べるので水槽には入れたくない種です。
 これも水槽内でのことで、自然界では違うかも知れません。
  ヒドロ花の食べられた、2個の石も元の採集場所へ帰して来ました。
 この日はお昼の干潮に合わせて行ったのですが、風は北東で真横、波が少しありました。
 エムラミノウミウシ、アカエラミノウミウシ、コザクラミノウミウシ、オカダウミウシを観察。
                                              記録係


水槽の海水温は10度に設定しています。
いつも海と同じくらいの温度です。



この画像ではわかりませんが、コザクラミノウミウシでした。
10mmくらいでしたが、小さい種は動画で撮影した方が解りやすいです。





   2月  15日 
  なまはげの里は雪が少なくあまり雪が無いのも、どんな春になるのか?不安な気がします。
 1月、2月と数回は海へ行っているのですが、波が高く、条件は良くないので、
 海で会えるのは1〜2種くらいです。

  今年は、オトメウミウシ、アカエラミノウミウシ、エムラミノウミウシ、不明種ミノウミウシ、オカダウミウシ,
 エダウミウシ(2月11日採集して現在撮影中)を観察。
  今が一番いい季節なのですが、波があると個体数も少なく、凪の海を待っています。
 ところで、下画像はうみうしではありませんが、初め「貝」と思っていたら泳ぎだしたので、採集。
 水槽でビデオ撮影して拡大して、貝ではないことがはっきりわかりました。
 (初め貝殻の中から足が出ていると思っていた)
 エビの仲間と思い『日本海岸動物図鑑』で久しぶり探したのですが、わかりませんでした。
                                              記録係


体長約 10mm
小さいので白い貝のように見えましたが、撮影して足が見え、
泳ぎ出すと早く、撮影は難しいです。
泳ぐ姿の撮影にもう一度チャレンジしようと思います。





   1月  1日   風速 12m
  あけましておめでとうございます。
 今年もよろしくお願い申し上げます。
  飼育係、清掃係、私の3人で、7時の日の出に合わせて、近くの菅原神社へ、
 曇っていたので、日の出は見えませんでした。
 それから海へ、家を出る時は無風に近かったですが、さすが冬の男鹿半島
 海は風速12m(入道埼灯台)
カメラが飛ばされそうな強さ、同じ男鹿でも場所によって、
 まるで違います。
 海へ入ることなく帰って来ました。

                                            記録係

2016.01.01 AM 7:47


カガミモチウミウシ
Happy Newyear  Nmahage, 2016

Data 体長 約35cm 色白 鰓 5葉




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